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【ソフトバンク】V確率100%!6月までに2ケタゲーム差つけ首位独走 球界でも7度目の快挙


ソフトバンク対ロッテ 4回裏ソフトバンク1死一塁、近藤の本塁打に笑顔をみせる小久保監督(撮影・林敢治)

<ソフトバンク6-6ロッテ>◇23日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクが歴史的な独走状態に入った。9回に守護神ロベルト・オスナ投手(29)が逆転3ランを浴びるも、その直後の攻撃で追いついて今季3度目の引き分け。敗れた2位日本ハムに10ゲーム差をつけた。6月までの2桁ゲーム差は球団では、南海時代の65年以来、59年ぶり。球界でも過去6度でいずれもリーグ優勝を果たしている。V確率100%! 小久保ホークスの優勝はもう決まり!?

勝ちゲームが一転するも、ホークスは執念のドローに持ち込んだ。試合後、小久保裕紀監督(52)は淡々とした表情で振り返った。 「負けなくて良かったですね。よく追いついた」

1点を追う最終回。先頭の5番近藤が二塁打で出塁する。犠打を挟み1死三塁と一打同点の場面。代打中村晃の一ゴロの間に、三塁走者の川村はホームへ突っ込んだ。クロスプレーのタイミングは完全に「アウト」だった。万事休すか…。観客からも「あ~」とため息が漏れたが、ロッテの捕手佐藤が落球。土壇場で試合を振り出しに戻した。

あと1死でカード3連勝だった。2点リードの9回2死一、二塁。この回からマウンドに上がった守護神オスナがソトに逆転3ランを浴びた。カウント1ストライクからの2球目。外角156キロ直球を右翼ホームランテラス席へ運ばれた。勝利目前での被弾も、指揮官は「あいつでやられたらしょうがないです」。ベンチでは冷静沈着。次の一手に頭を巡らせた。

延長戦に突入すると、10回からヘルナンデス-藤井-長谷川の3投手が無失点リレー。今季3度目の引き分けとし、この日敗れた2位日本ハムと今季最大の10ゲーム差とした。6月までに2位と2桁ゲーム差以上はリーグでは83年西武以来。球団では南海時代だった65年以来59年ぶり2度目だ。球界でも7度目の快挙で、過去6度はいずれもリーグ優勝と吉兆データが残る。

リーグ戦再開後は2勝1分けの好スタート。貯金24をキープし、4年ぶりのV奪還へ視界が良好過ぎる。ただ、小久保監督に慢心はない。「関係ないでしょ。だってまだ6月ですよ」と言った。気持ちを引き締め、歴史的な首位独走ロードを突き進む。【佐藤究】

▼ソフトバンクが2位日本ハムに10ゲーム差をつけた。6月までに2位と2桁ゲーム差は、22年ヤクルト以来7度目で、パ・リーグでは83年西武以来41年ぶり。球団では南海時代の65年以来、59年ぶり2度目となった。過去6度はそれまでにリーグ優勝を経験した監督が率いており、新人監督としてはもちろん、V経験のない監督では初めて6月に2桁ゲーム差をつけた。過去6度はすべて優勝しているが、今年の小久保監督はどうか。

ソフトバンク・オスナ(9回2死から逆転3ランを献上)「悪いボールじゃなかったと思うんですけど、相手(ロッテ・ソト)がうまく対応してホームランになった。結果としてはすごく残念です」

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