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マザーズ指数は続伸、サンバイオが連日のストップ高でけん引


 本日のマザーズ市場では、先週末の米株安を受けて日経平均が大幅反落してスタートするなか、やはり利益確定の売りが先行した。しかし、マザーズ指数は寄り付き直後にはプラスへ切り返し、堅調な展開となった。マザーズ時価総額上位のサンバイオ<4592>が連日で買い気配のままストップ高比例配分となり、指数を押し上げた。また売買代金は引き続き低調だったが、値を飛ばす材料株が比較的多く、個人投資家の物色意欲の根強さが窺われた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で688.59億円。騰落数は、値上がり146銘柄、値下がり115銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、前述のサンバイオに加え、エクストリーム<6033>とIIF<6545>がストップ高水準で取引を終えた。サンバイオは再生細胞薬の試験結果を好感した買いが続いた。また窪田製薬HD<4596>が2割近く上昇し、マザーズ上昇率トップとなった。売買代金上位ではALBERT<3906>、メタップス<6172>、JIA<7172>などが上昇し、農業総合研究所<
3541>の上げが目立った。一方、ADWAYS<2489>はストップ安水準まで売られた。業績予想を上方修正したが、第1四半期の好調な出足を受けて高まっていた期待には届かなかったようだ。イーソル<4420>やVALUENEX<4422>といった直近IPO銘柄の一角も急落。
その他ではUUUM<3990>やフィンテック<8789>が軟調だった。


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