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日本企業のDX推進状況調査結果【2025年度詳細版】を公表


三菱総合研究所(MRI)と三菱総研DCSは、国内企業を対象にした「DX推進状況調査」をもとに、AI活用を促進するレポート「AIファーストへのギアチェンジ」を公表しました。 レポートでは、企業のデジタル化とAIの活用状況を分析し、AI利用の増加や今後の動向を示しています。特に、生成AIの業務利用率は45.7%に達し、用途としては「文章要約翻訳」「外部情報収集」が多く見られます。また、今後はAIエージェント化の期待が高まっており、企業のコア業務におけるAIの活用が進むとされています。 この調査結果をもとに、DX施策とAIを事業変革の中心に据える提言がされています。関連イベント「MRI DXDAY」も開催され、DX推進のノウハウが共有されます。

株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:籔田健二、以下 MRI)と三菱総研DCS株式会社(代表取締役社長:亀田浩樹)は、売上高100億円以上の国内民間企業を対象とした「DX推進状況調査」を実施し、レポート「AIファーストへのギアチェンジ」をまとめました。


1.背景
4月に公表した「DX推進状況調査結果【2025年度速報版】」では、デジタル化の推移やAI活用状況等、調査結果の要点をお伝えしました。
https://www.dcs.co.jp/news/2025/250410.html
このたび、調査結果をさらに掘り下げて分析し、レポート「AIファーストへのギアチェンジ」として公表します。
また、本レポートと同じテーマで、実務におけるDX推進のノウハウをお伝えするイベント「MRI DXDAY」を7月23日に開催します。

2.レポート概要
(1)エグゼクティブサマリ
 ■デジタル化の成果・取り組みの二極化
 ▼成果の違い
 ・ 財務成果:デジタライゼーションにとどまる企業(デジタライゼーション企業)は、売り上げ増とコスト削減の成果が限定的である(または成果が出ていない)のに対し、ビジネス変革に取り組む企業(ビジネス変革企業)は想定通りの成果を出している。
 ・ 経営の柔軟性:デジタライゼーション企業は、オペレーションに制約を抱え環境変化に迅速な対応ができていないが、ビジネス変革企業は、柔軟な体制を整え変化に即座に対応。また、経営戦略とDX計画・取り組みが、内容・指標の両面で連動している。

 ▼取り組みの違い

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000322004&id=bodyimage1


 ■AI利用の現状と今後の展望
 ▼利用状況
 ・ 生成AIの業務利用率は約半数の45.7%。前回調査25.5%から+20.2%と大幅増加。
 ・ 生成AIの用途は、「文章要約翻訳」「外部情報収集」「社内情報検索」が上位。
   経年比較では「レポート作成」「コンテンツ制作(画像/動画生成)」等の利用が増加。

 ▼今後の展望
 ・ 次なる技術ブレイクスルーであるAIエージェント化は、「従業員向けサポートサービス(社内ヘルプデスク・社内文書検索等)」への期待が高い。
 ・ 当社が支援する企業では、マーケティング、セールス、カスタマーサポート等、「業務特化利用」段階への移行の兆しが見られる。今後、より事業の中核に近い重要業務に特化した利用が進むことで、成果に対するインパクトも大きくなると予測される。

 ■提言(AIファーストへのギアチェンジ)
 ▼提言(1):DX施策が一巡した今、求められる業務変革2.0
 <DXガバナンスの強化>
 ・ 試行の段階から成果の実感・変革の段階へ進むためには「成果目標の具体化とコミットメント」がポイント。
 <事業イシューを解決していく価値創造ストーリーの再考>
 ・ 個別業務イシューではなく、「業務の垣根を越えて事業イシューを解決していく、価値創造ストーリーの再考」が必要。
 <変革リーダーの発掘・育成>
 ・ デジタルリテラシーのみでは不十分で、内発的な変革をけん引するリーダーが重要。

 ▼提言(2):AIのパラダイムシフトを成長に取り込む
 <AIファーストな業務改革>
 ・ AIを単なる便利なツールではなく、事業のあり方を変えるベースと捉え、事業や業務の全体設計を行うことが重要。
 ・ 特に業務変革では、改めて自社のバリューチェーンを俯瞰(ふかん)し、AIを用いて業務自動化・対応無人化する領域を定め、それが実現する組織やシステムのあり方を描くことが肝要。

 詳細は調査レポートをご覧ください。ご希望の方は、下記フォームにアクセスのうえ必要事項をご入力ください。折り返しダウンロード用URLをご案内します。

 調査レポート「AIファーストへのギアチェンジ」を申し込む
  https://inquiry.mri.co.jp/wp_application_250604

 関連イベント「MRI DXDAY(7月23日Web開催)」はこちら
  https://dx.mri.co.jp/dxday/


(2)レポート内容・構成
 第1章 エグゼクティブサマリ
 第2章 デジタル化の概況
 第3章 デジタル化の成果・取り組みの二極化
 第4章 AI利用の現状と今後の展望
 第5章 提言(AIファーストへのギアチェンジ)
   提言(1):DX施策が一巡した今、求められる業務変革2.0
   提言(2):AIのパラダイムシフトを成長に取り込む
 第6章 APPENDIX(業界別トレンド・各種取り組みの推移)

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000322004&id=bodyimage2

【参考】調査概要
(1) 調査時期:2025年1月
(2) 調査方法:Webアンケート
(3) 調査対象:
      対象企業:直近1年間の売上高が100億円以上の企業
      回答者:自社内のデジタル化・DXの取り組みに関与している従業員1,000名


3.関連イベント「MRI DXDAY(7月23日Web開催)」のご案内
「AIファーストへのギアチェンジ」に関して、イベント「MRI DXDAY」を7月23日に開催します。日本を代表する企業のリーダーの実体験にもとづく基調講演や、三菱総研グループが支援するお客さまの取り組み事例、最新のトレンドなどをもとに、企業経営や業務課題の解決に資するDX推進のノウハウをお伝えします。
基調講演では、経済産業省のDX銘柄グランプリ2024に選出された株式会社アシックスの執行役員CIO 大島啓文氏と、先進的な業務特化型生成AIに取り組むキリンホールディングス株式会社の常務執行役員 山形光晴氏が登壇。変革を推進する上で直面した課題や苦労、その解決に向けたリアルな体験談をご講演いただきます。

 ▼概要
 ・タイトル:「AIファーストへのギアチェンジ」
 ・日時:2005年7月23日(水) 10時~12時15分 (予定)
 ・会場:オンライン開催
 ・共催:株式会社三菱総合研究所、三菱総研DCS株式会社
 ・申し込みURL:https://dx.mri.co.jp/dxday/
 「MRI DXDAY(7月23日Web開催)」はこちら
  https://dx.mri.co.jp/dxday/




本件に関するお問い合わせ先

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
【内容に関するお問い合わせ】
 デジタルイノベーション部門
 統括室 梅田、平島
 メール:service@mri.co.jp
【報道機関からのお問い合わせ】
 グループ広報部
 メール:media@mri.co.jp

三菱総研DCS株式会社
〒108-0073 東京都港区三田三丁目5番19号
 広報部
 メール:kouhou@dcs.co.jp



配信元企業:三菱総研DCS株式会社
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