
SEOに携わる人々は、一体どのように学習を進めているのでしょうか? さらに、スキル習得に効果的とされる資格にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで、キーワード「SEO対策」で検索順位No.1(注1)を獲得したランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年3月17日にSEO業務に携わった経験のある150名を対象に、独自のアンケート調査を実施しました。
調査の結果、実務の現場で役立つ具体的な学習法と資格が明確に浮かび上がってきました。本記事では、そのアンケートデータをもとに、SEO担当者が今後どのようにスキルアップを図っていけばよいのか、具体的なヒントをご紹介していきます。
※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▼前編はこちら
https://www.dreamnews.jp/press/0000317355/
※その他のアンケート記事はこちらから
Rank-Quest Primary Research
https://rank-quest.jp/primaryresearch/
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果3:SEOスキル向上を目的に、取得または受験した資格・検定はありますか?※複数選択可(注3)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000317356&id=bodyimage1】
(注3)本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、より明確にSEOスキル向上を目的に、取得または受験した資格・検定を把握することを意図しています。
最も受験・取得された資格・検定は「SEMrush Academy」で、全体の36%(54名)にのぼります。SEMrushはSEOをはじめとするデジタルマーケティング全般をサポートするツールとして高い知名度があり、その公式アカデミーで体系的に学んだり認定資格を得たりすることで、実務に直結する知識やスキルを身につけられる点が支持を集めているようです。
続いて「Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)」が33.3%(50名)、「SEO検定」が32.7%(49名)と僅差で並んでいます。GAIQはウェブアクセス解析に強みをもつため、SEOとの親和性が高く、サイト分析をより深く理解する目的で選ばれていると推測されます。一方のSEO検定はSEO領域に特化した認定制度であるため、より専門性を高めたい人が挑戦する傾向が見られます。
次に「ウェブ解析士」が24%(36名)となっており、SEOとセットでウェブ全体の解析スキルも磨きたいニーズが一定数あると言えます。
さらに「Google Ads 認定資格(旧AdWords認定資格)」が16.7%(25名)と、広告運用に直結する知識を求める層も見受けられます。
「HubSpot Academy SEO資格」(16%)や「Yoast SEO関連資格」(15.3%)は比較的新しい学習プログラムですが、WordPressなど特定ツールとの相性やマーケティング自動化への関心から、学ぶ価値を感じる人が少なくないようです。
一方で「特に何も取得・受験していない」方も15.3%(23名)と同割合で存在しており、実務経験を積む中で自然と学習するスタイルをとっている人も一定数いるようです。
調査結果4:SEO学習を継続するうえで、大きい障壁は何ですか?※複数選択可(注4)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000317356&id=bodyimage2】
(注4)本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、より明確にSEO学習を継続するうえで大きい障壁を把握することを意図しています。
最も大きな障壁は「費用が高い(有料セミナー・資格講座など)」で、全体の38.7%(58名)という結果でした。続いて「時間が足りない(業務・プライベートとの両立が困難)」が34%(51名)と、費用面だけでなくスケジュール調整が難しいことも大きな課題として挙げられています。
また、3番目に多いのは「どの情報が正しいか判断しづらい」で33.3%(50名)。SEO関連のトレンドは変化が速く、断片的な情報が氾濫しているため、信頼性の高い情報源を選ぶのが難しいと感じている人が一定数いるようです。
「組織や上司の理解が低い(学習の優先度が認められない)」という回答も23.3%(35名)あり、個人が学びたい意欲を持っていても、職場の環境や上司の方針が追い付かずに苦労しているケースが見て取れます。
一方、「モチベーションや学習仲間がいない」は8%(12名)と割合としては小さいものの、学習意欲を維持するうえでは周囲のサポートや情報交換の場も無視できない要素と言えそうです。
まとめ:SEO学習の真実 ~“自分のペース”と実践知が未来を拓く~
1.オンライン学習サービスの台頭と“自分のペース”の重要性
アンケート結果から、最も効果を感じた学習手段として「オンライン学習サービス」が挙がったことが象徴的でした。セミナー・ウェビナーといったリアルタイム形式も人気を集める一方で、動画や学習プラットフォームを使い、自分のスケジュールやレベルに合わせて学べる柔軟性を評価する声が目立ちます。
2.“生の知識”へのニーズとコスト意識のジレンマ
実務者や専門家から直接“生の知識”を吸収できる場が高い評価を受ける一方で、費用面での負担を感じるという回答も顕著でした。有料セミナーや資格講座は信頼性や実績が担保されている反面、資金や時間の確保が必要となるジレンマがあるようです。学習コストを抑えつつ、いかに質の高い情報を得られるかが今後の課題と言えます。
3.資格・検定は実務での“即戦力”を目指す有力手段
SEO検定やウェブ解析士、GAIQなどの資格・検定が広く受験されており、特に「SEMrush Academy」の人気が際立ちました。ツール活用や実践的なノウハウを体系的に身に付けられることから、即戦力として活躍したい人のニーズとマッチしているようです。
今後も、SEO知識だけでなくアクセス解析や広告運用など、幅広いスキルを網羅する資格が一層注目を集めるでしょう。
4.継続学習の壁:時間・費用・情報の見極め
学習を続ける上での最大の障壁は「費用の高さ」と「時間不足」。さらに膨大なSEO情報の中で「どれが正しいか分からない」という声も大きく学習コンテンツの信頼度が重視されています。
また、組織や上司からの理解が得られず、勉強時間を確保できないという現実的な問題も浮き彫りになりました。学びたい意欲があっても環境整備が不十分だと、モチベーション維持が難しくなるのが実態です。
これからのSEO学習では、オンラインとオフライン、基礎知識と実践ノウハウを効果的に組み合わせ、個人の成長と組織の理解を両立させる戦略的なアプローチこそが鍵となるでしょう。 今この瞬間にも進化し続けるSEOの世界で、しなやかに学びをアップデートし続ける意欲が、次の大きな成果につながるはずです。
調査概要
調査日: 2025年3月17日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: SEO業務に携わった経験がある人
<<調査結果の利用条件>>
情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。
ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
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