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NSW、データベースの移行・最適化に着目した「メインフレームモダナイゼーションサービス」の正式提供を開始 ~経営戦略を反映した段階的なシステム刷新を実現~


ITソリューションプロバイダのNSW株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二、以下NSW)は、データベースの移行・最適化に着目した「メインフレームモダナイゼーションサービス」の提供を本日より開始いたします。

2023年10月24日にリリースしたCOBOLアプリケーションの効率的なマイグレーションソリューション共同検証の結果、メインフレーム資産の移植性、移行したデータ利活用の有効性が確認できたことを受け、正式にサービスを発表する運びとなりました。

■メインフレームモダナイゼーションサービスの概要
従来型のモダナイゼーションには、難易度の高いデータ移行やサービス中断リスク、プロジェクトコストの増大など、数多くの課題が存在していました。
「メインフレームモダナイゼーションサービス」では、レガシーアプリケーション資産の大幅な修正を伴わずに、最適な移行方式により段階的なシステムの刷新が可能となります。また、データベースの移行・最適化については、データ加工・データ変換処理をノンプログラミングかつ低価格で実装可能なツール「DataMagic」に加え、複数のデータベース間を繋いで整合性を保証する汎用的なトランザクションマネージャー「ScalarDB」を組み合わせることで実現しています。
これらのサービス連携により、高速かつ正確にデータを移行し、旧資産との並行稼働による段階的な移植や、異種データベースのハイブリッド活用、最新環境でのデータ先行利用など新たな付加価値の創出が期待できます。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000299705&id=bodyimage1

本サービスは、2024年6月19日~21日に開催されます「第36回 ものづくりワールド」に出展いたします。

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■DataMagicについて
DataMagicは、多様なコード種およびデータ形式に対応した、HULFTでのファイル転送の前後に発生するデータ変換を実現するツールです。DB接続オプションを追加することで、 様々なDBを入出力対象とすることができ、データ変換処理やHULFTと組み合わせることで、DBを含む様々な形式のレコードを入出力の対象として転送することが可能になります。

■株式会社セゾンテクノロジーからのエンドースメント
NSW株式会社の「メインフレームモダナイゼーションサービス」のリリースを心よりお慶び申し上げます。NSW社とは2016年より協業を開始し、様々なお客様の課題に寄り添ってまいりました。また、新商品の自社開発など、製品の市場拡大に尽力いただいております。
今回採用された「DataMagic」は、HULFTシリーズのデータ変換ツールで幅広い文字コード体系に対応しており、ユーザ定義の外字やEBCDICコードへの変換、Unicode変換時に問題となるWindows固有文字にも対応しています。
この度のメインフレームモダナイゼーションサービスは、お客様のデータ資産活用を広げる一歩となると確信しております。今後も、NSWとの協力を通じて、最高のサービスとソリューションを提供し、お客様のビジネスの成功に貢献できることを心から願っています。

株式会社セゾンテクノロジー 取締役 常務執行役員 石田 誠司

■ScalarDBについて
ScalarDBは汎用的なトランザクションマネージャー・HTAPエンジンです。
ScalarDBは複数の異種データベースの管理におけるデータの整合性の課題や管理の複雑性の課題を解決します。複数の異種のデータベースを仮想的に統合し、トランザクションや分析を統一的に行います。サイロ化されたシステムやマイクロサービスアーキテクチャに基づくシステムにおいてデータベースを正しく管理したいユースケースで活用いただけます。

■株式会社Scalarからのエンドースメント
NSW株式会社の「メインフレームモダナイゼーションサービス」の開始を心より歓迎いたします。このサービスは、階層型データベースの構造をNoSQLデータベースとRDBMSを用いることで、シームレスなデータ構造の移行を実現し、既存COBOLアプリケーションを大幅な修正なしにオープン環境へ移行する・連携するという画期的なアプローチを提供します。
トランザクションマネージャーとして当社のScalarDBがこのサービスの重要な要素となっていることを大変光栄に思います。加えて、株式会社セゾンテクノロジーの「DataMagic」を組み合わせることで、デジタル庁が推進する「MJ+文字コード体系」への標準化と高速かつ効率的なデータ変換と移行が可能となり、NSW様のサービスが提供する価値をさらに高めることができると確信しています。
これまでのマイグレーションで課題であったビッグバン方式による移行や、JOBOL/JaBOL *によるメンテナンスビリティの低下や性能問題を本サービスで克服し、メインフレームとオープンテクノロジーの融合によって新たな価値を生み出すものとなり、多くの企業にとって不可欠なソリューションとなるものと期待しております。NSW様と共に、より多くの企業がこの革新的な本サービスを活用し、多くのメインフレームの資産を近代化することに貢献してまいります。

株式会社Scalar CFO兼COO 深津 航

*「JOBOL / JaBOL」とはリライト時に、メインフレーム上で稼働するCOBOLプログラムなどを変換ツールでJavaプログラムに書き換えるが、移行先のプログラムはオブジェクト指向プログラムになっておらず、COBOLの手続き型の記法が残ること。

■関連リンク
・メインフレームモダナイゼーションサービス
 https://www.nsw.co.jp/solution/detail.html?ssid=modernization
・「第36回 ものづくりワールド[東京] 設計・製造ソリューション展」出展のご案内
 https://www.nsw.co.jp/topics/seminar_detail.html?smid=367

■NSW株式会社について
1966年創業。製造や流通など業種対応のシステム構築、ITインフラ設計・運用、自社データセンターを基盤としたクラウドサービスなどをワンストップで提供します。また、車載通信や通信・設備分野における組込みシステム開発とLSIやボードの設計開発も手掛けています。これらの実績を生かしたIoT、AI、エッジコンピューティングなどの分野で新たな価値創造に取り組み、デジタル変革による社会と企業の持続的成長の両立に向け、DX実現のパートナーとしてお客様とのビジネス共創を推進してまいります。詳細はhttps://www.nsw.co.jp/をご覧ください。

・本ニュースリリースに掲載している情報は、発表日時点のものです。
・各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。

■サービス内容に関するお問い合わせ先
NSW株式会社
エンタープライズソリューション事業本部
営業統括部 第三営業部:酒井、篠田
TEL:03-3770-0094
E-mail:infrastructure@ml.nsw.co.jp

■報道関係者からのお問い合わせ先
NSW株式会社
コーポレートサービス本部
企画室 広報担当:竹中、田中
TEL:03-3770-4014
E-mail:kouhou@ml.nsw.co.jp



配信元企業:NSW株式会社
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