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世界医師の80%近くがニコチンが肺がんの原因と誤解、10億の喫煙者を禁煙努力を妨げる


11カ国の1万5千人以上の医師を対象とした調査の結果、さらなる周知の必要性が判明
Foundation for a Smoke-Free Worldは、新しい分析と教育プログラムを提案する研究者を募集中

* 平均して77%近くの医師がニコチンが肺がんの原因だと、78%の医師が動脈硬化の原因だと誤解しています。
* 平均87%の医師が、患者の禁煙を支援することが優先事項であることに少なくとも中程度同意しているが、トレーニングやニコチン知識の不足が禁煙や健康アドバイスに悪影響を与えています。
* 心強いことに、調査対象となった医師の平均80%以上が、禁煙やタバコに関する健康教育に少なくとも中程度の関心を持っています。


ニューヨーク, 2023年7月21日 /PRNewswire/ -- Foundation for a Smoke-Free World(たばこのない世界のための財団)の支援で実施された調査で、世界中の医師の大多数が、喫煙による健康への悪影響をニコチンのせいだと誤解しており、喫煙者の禁煙支援の進展に直接悪影響を与えていることが明らかになりました。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000284556&id=bodyimage1

調査期間:2022/1~2023/1
調査人数:15000名医者
調査内容:「喫煙による健康への悪影響をニコチンのせいか」に関する調査
調査結果ページURL:https://www.smokefreeworld.org/doctorssurvey2022/
発表日:2023年7月20日


独立プラットフォームであり、実用的な医療専門家のインサイトにおけるリーダーであるSermoは、オンラインで11カ国(中国、ドイツ、ギリシャ、インド、インドネシア、イスラエル、イタリア、日本、南アフリカ、英国、米国)の1万5千人以上の医師にアンケートしました。

平均87%の医師が、患者の禁煙を支援することが優先事項であることに少なくとも中程度同意している一方、平均74%の医師がニコチンが肺がんからCOPDまで様々な病気を引き起こすと誤解しているという不安な結果が現れました。

結果、医師が喫煙患者に禁煙方法について最も正確で効果的なアドバイスを与える能力が深刻に懸念されています。患者の減煙や禁煙に、市販のニコチン置換療法を勧める医師が平均して約半数(平均55%)しかいないのは、このような誤解があるからかもしれません。

Foundation for a Smoke-Free Worldの健康・科学研究部長Muhammad Ahmed博士は、「喫煙患者の禁煙に助力できる、ニコチン・タバコによる害を減らす選択肢についての事実を学ぶために、医師の適切な学習が不可欠です。世界中年間700万人以上の喫煙者が喫煙関連の病気で亡くなっており、医師が利用可能な禁煙手段についてもっと知識を深めれば、より多くの命が救われます」と述べました。

Rose Research Center(RRC)の社長兼CEO、ニコチン・パッチの共同発明者であるJed Rose博士は「患者は信頼できる健康アドバイスを医師に求めています。なので、医師は燃焼せずにニコチンを供給する製品の使用より、喫煙による健康への損害についての喫煙者への正しく最新のアドバイスが不可欠です」と述べています。

RRCはノースカロライナ州ローリーに本拠を置く研究施設で、喫煙者、依存症、禁煙、タバコのハームリダクション、その他のタバコ製品の使用に関する研究など、タバコ依存症研究を専門としています。RRCはFoundation for a Smoke-Free Worldの助成対象団体です。

喫煙による健康への悪影響は、ニコチンよりも燃焼によるものであるというのが医療界のほぼ一致した意見であるにもかかわらず、医師たちにアンケートした結果は以下の通りです:

* 平均74%の医師が、ニコチンが肺がん、膀胱がん、頭頸部・胃がんの原因になることに少なくとも中程度同意
* アメリカでは、この数字は70%
* ドイツでは78%
* 中国では86%
* 日本では85%


*平均78%の医師が、アテローム性動脈硬化症はニコチンが原因であることに少なくとも中程度同意
* 平均76%の医師が、COPDはニコチンが原因であることに少なくとも中程度同意


このような誤解は憂慮すべきものであるが、調査対象となった医師の平均81%は、禁煙とタバコのハームリダクションに焦点を当てた教育・学習に少なくとも中程度の関心を持っています。

2022年に実施されたこの調査では、医師が喫煙患者との会話の中で、減煙や禁煙による健康上のメリット(世界的に平均73%)と、継続することによる健康上のリスク(世界的に平均73%)に焦点を当てている一方で、喫煙タイプのタバコ製品の量を減らすことを勧める医師は半数強(世界的に平均56%)と比較的少なく、患者の禁煙計画に手助けをする医師は半数以下(世界平均48%)であることもわかりました。

Foundation for a Smoke-Free Worldは、提案書を提出し、医師の調査結果をさらに分析し、禁煙とタバコのハームリダクションに関する医師の知識の改善に役立つプログラムを提案できる研究者を募集しています。提案書の提出に関心のある研究者は、以下までご連絡ください:support@smokefreeworld.org 。医師の調査結果は、財団のウェブサイトからアクセスでます:www.smokefreeworld.org/doctorssurvey2022/。

Foundation for a Smoke-Free Worldについて

Foundation for a Smoke-Free Worldは独立した米国非営利組織501(c)(3)の助成団体であり、この世代で喫煙をなくすことによって世界的な健康改善を目的としています。財団は、3つの大きな分野を通じてその使命を支えています。健康と科学の研究、農業の多様化、産業の転換。PMI Global Services Inc.(以下「PMI」)からの年次寄付金によって運営されている当財団は、PMIから独立しており、いかなる営利団体からも独立した立場で運営されています。財団の詳細については、www.smokefreeworld.orgをご覧ください。

メディア問い合わせ先
詳細については、以下にお問い合わせください。
Actum LLCのPaul Harrison:pharrison@actumllc.com 、+44 7711 976 655。
Actum LLCのMiran Hassan:mhassan@actumllc.com 、+44 7931 004 003。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000284556&id=bodyimage2




写真- https://mma.prnasia.com/media2/2158061/Nicotine_Lung_Cancer_Bar_Chart_37_Infographic.jpg?p=medium600
写真- https://mma.prnasia.com/media2/2158062/Physicians_Training_Doctors__Survey__2__35_Infographic.jpg?p=medium600





配信元企業:Sermo
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