OpenLightが224G InPベースの変調器を発表、データコム市場向けのPIC設計の前進を目指す

新規のモジュレーター（変調器）では将来の高速用途向けに、速度とスケールを224G/λに向上

カリフォルニア州マウンテンビュー、2023年3月8日 /PRNewswire/ --オープンライト（OpenLight） 本日、Tower PH18DAプラットフォームに搭載可能な224G InPベースのモジュレーター（変調器）を開発して成功裏にデモを行ったと発表しました。完全な操作性のあるフォトニック集積回路(PIC)の一部として測定されたOpenLightは、PAM4変調器の速度を拡張し、PAM4 224G EYEをデモンストレーションしました。

この最新の224Gモジュレーター（変調器）は、ヘテロジニアス統合レーザーと、完全な送信機を可能にする上で必要となる、その他のシリコンフォトニクスコンポーネントを備えたデモPICに統合されています。異なる種類のSiPhプラットフォームでこれらのコンポーネントを製造することで、歩留まりが大幅に向上し、生産の複雑さが軽減され、パフォーマンスが向上します。

データコムのお客様は、マルチレーンDRおよびFRベースのデータコム設計を、波長あたり224Gに拡張できるようになり、PICコストを増やすことなく全体の速度を2倍にすることができます。

「この新規モジュレーター（変調器）は、すべてのPICの速度を2倍にすることができます」と、OpenLightの最高経営責任者であるアダム・カーター博士は述べています。「例えば、最近発表された当社の800G DR8 PICは、1.6T PIC (8x200G) になる可能性があります。その代わりに、400G DR4 PICは、4つのレーンで800Gを配信できるようになりました。当社の最新製品を使用することで、データコムのお客様は、将来に備えるだけでなく、接続速度の向上に対するニーズの高まりに対応できるようになります。」

「OpenLightとの協力により、シリコンフォトニクスファウンドリーのあらゆるお客様に提供される能力が強化され続けます」と、タワーセミコンダクターのアナログ事業部門シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるマルコ・ラカネリ博士は述べています。「タワーセミコンダクターを使用したOpenLightのテクノロジーにより、お客様は、シリコンフォトニクスプラットフォームで、224G動作を実現し、個別のレーザーや高価な取り付け方法を必要とせずに、オンチップレーザーと光学利得の場合と同様の利点を提供できます。」

「200G変調は、200G /レーンに基づく次世代イーサネット速度を提供する上で、重要な構成要素であり、重要なパスです」と、HGGenuine USAの研究開発担当副社長のジム・セオドラスは述べています。「これは単なる200G変調器ではなく、ハイブリッドフォトニック集積回路で利用可能なものです。次世代のEthernetは、フォトニック集積回路なしではデータコムの顧客が要求する電力と密度で提供できず、現在の1.6Tだけでなく、近い将来には3.2Tも可能にする業界の主要なPICテクノロジー上でOpenLightと協力できることを嬉しく思います。」

「より高いデータレートに対する需要が衰えることなく高まり続けるにつれて、これらのニーズを満たすための高度な技術の開発がこれまで以上に重要になっています」と、Dell'Oro Groupのデータセンター兼キャンパスイーサネットスイッチ市場調査担当バイスプレジデントのサメ・ブジェルベン氏は述べています。「1.6Tbおよび3.2Tb光リンクを様々なアーキテクチャーで使用する次世代のSerdesのリリースと並行する形で適切な密度と消費電力で提供する際、200G/チャネル光リンクは、クラウド、AI/ML、HPCアプリケーションに必要な大規模な帯域幅スケーリングをサポートするために、非常に重要になります。」

OpenLightは、現在、224G変調器の早期アクセスパッケージを提供しており、お客様は最新のモジュレーター（変調器）製品基づいたPICの設計を開始できます。お客様には、OpenLightの224Gモジュレーター（変調器）のテストを有効化する際、今年後半に、評価車両の提供を開始する予定です。

ダイレベルのサンプルの提供開始日や料金などに関するお問い合わせは、OpenLight（[e-mail] ）にご連絡ください。

オープンライト（OpenLight）について

オープンライトは、数十年にわたるフォトニクス設計の経験を有しています。当社の経営陣およびエンジニアリングチームは、テレコム、データ通信、LiDAR、ヘルスケア、HPC、AI、および光コンピューティングアプリケーションの設計に関する性能、電力効率、そして信頼性の向上のために、レーザーを統合した世界初のオープンシリコンフォトニックスプラットフォームを提供しています。200を超える特許を持つOpenLightは、これまで到達できなかった場所に光学ソリューションをもたらし、これまで不可能だった技術やイノベーションを可能にしています。同社は、カリフォルニア州サンタバーバラに本社を置き、シリコンバレーにオフィスを構えています。詳細は、www.openlightphotonics.com をご覧ください

お問合せ先：ロシン・マシュー（Roshin Mathew）、ザ・ホフマン・エージェンシー（The Hoffman Agency）、213-374-6113、[e-mail]







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