福岡市の障害者就労支援事業所が、Web会議を円滑にするユニバーサルアイコンを作成し無料配布を開始

ITを活用して障害者の就労支援を行っている株式会社カムラック（本社：福岡県福岡市博多区、代表取締役：賀村研）は、新コロナウイルスの影響で増えているWeb会議を円滑にするための、ユニバーサルアイコンを2020年5月28日にリリースしました。このアイコンを背景画像に使うことで、対面者に自分の状況やスキルレベルをモニター上で表現することができます。また、このアイコンはカムラックの障害者スタッフが作成しています。

今後はFacebookグループで幅広い層の方々もお招きし、アイコンのアイデア募集を行います。
Facebookグループ（公開グループ）
https://www.facebook.com/groups/254076755679767/

今回リリースしたアイコンは以下の６つです。
・チャット希望アイコン
会話でのコミュニケーションが苦手な方が、チャット機能で会話を希望する

・初心者アイコン
Web会議初心なので、もたつく心配がある

・アバター使用アイコン
顔出ししたくない方がアバターを使っている

・積極参加アイコン
主催等の質問に対して積極的に答えたい

・途中退出アイコン
Web会議を途中で退出しないといけない

・同居家族アイコン
周囲に同居家族がいる

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000216040&id=bodyimage1】

■制作にいたった経緯
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を背景に、リモートワークやzoom等のWeb会議の活用が急速に広がりました。会議やセミナー、飲み会等で毎日のように活用されているWeb会議システム。

一方で顔や名前といった個人情報を気にされる方、会話によるコミュニケーションを苦手とするあまり参加を控えてる方もいらっしゃいます。

通常の集合型セミナーでは、基本講師の方が前にいて、受講生は全員講師側を向いて座っているので参加者の顔や名前は見えません。しかしながらWeb会議システムでは参加者が全員の顔と名前を見ることができます。
名前も実名が多いので、名刺交換なくSNSで検索されてしまうといったリスクもございます。会話によるコミュニケーションが苦手な方もいらっしゃいます。

こういった不安要因を講師や参加者にピクトグラムのような分かりやすいアイコンで意思表示できないかと考えました。顔出しNGや実名NGアイコン、回答はチャット希望アイコン、Web会議初心者アイコンといったデザインを障害者就労支援A型事業所カムラックに所属する障害者デザイナーが作成しました。

あわせてSNSなどで参加型のコミュニティを作り皆様から必要なアイコンのアイディアもいただきながら種類を増やしていく予定です。アイコンはzoom等の背景で自由に活用いただき、主催者側も参加者側も配慮できる会に役立てればと考えております。また、今後イーハイブ社のふるさとバーチャルメーカーから派生させた新サービスの提供も予定しています。

株式会社カムラック　代表取締役　賀村 研


【会社概要】
■株式会社カムラック
名称　：株式会社 カムラック（Come Luck Laboratory）
設立　：2013年10月25日
所在地：〒812-0044福岡県福岡市博多区千代4-1-33 西鉄千代県庁口ビル 1F
URL　：https://www.comeluck.jp

事業所
・障害者継続就労支援A型事業所/障害者就労継続支援B型事業所
・障害者就労移行支援事業所
・相談支援事業所

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社カムラック
TEL [phone]
メール [e-mail]
担当：賀村



配信元企業：株式会社カムラック
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