ノース・カロライナ州モリスビル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --レノボは、再び「ガートナー・サプライチェーン・トップ25」に選出されました。製薬、自動車、FMCG、テクノロジーなどさまざまな業界のグローバル企業の中から、優れたサプライチェーン業務が評価され、昨年から2ランクアップの8位に選ばれました。このガートナーのランキングは、サプライチェーン戦略とその実行に一貫してリーダーシップを発揮している企業を表彰するものです。


レノボの使命は全世帯と全業界に「よりスマートなAI」を提供することで、これは同社自体の事業運営のデジタル変革にも同様に当てはまります。その事業運営において、AIはグローバル業務と企業のサプライチェーン全体の効率性を高め、長期的な回復力を構築する上で中心的な役割を果たしています。
レノボのシニア・バイス・プレジデント(SVP)でグループ・オペレーション責任者のチェ・ミン・ツーは、「レノボで、私たちの使命は、よりスマートなAIをすべての人に提供することです」とし、「顧客が期待するテクノロジーを構築するためには、自社の事業内で模範を示す必要があります。グローバル・サプライチェーン全体にAIを統合することで、増大するビジネス需要をサポートできるだけでなく、顧客体験を向上させ、最も複雑でダイナミックなグローバル・ビジネス環境のひとつとされる、受注から出荷までの時間短縮、を実現できます」と述べました。
これまで8年間にわたる同社のデジタル変革の道のりは、プランニングの合理化、調達とサプライヤーのコラボレーションの強化、ロジスティクス可視性の向上に注力してきました。これらの変革は、サプライチェーンの改善をレノボの環境・社会・ガバナンス(ESG)コミットメントと整合させることで、同社の環境目標も支援しました。
AIは現在、こうした利益を加速させています。レノボのチームは、より迅速な意思決定とより深い知見のためにAIを搭載したツールを活用する一方、AIエージェントは効率的に問題を解決するために的を絞ったサポートを提供しています。この取り組みは、博士号を持つ22人を含む75人以上のレノボの研究者チームによって進められました。彼らはレノボのグローバル・サプライチェーンの目的を支援するため設計された一連のAIツールの開発者でもあります。
レノボのグローバル・サプライチェーンでは、AIがプランニングの精度と説明責任を著しく高めたことから、より効率的で費用対効果の高い業務を実現しています。知的生産スケジューリングの導入により、スケジューリングのプロセスが合理化され、一層迅速で即応性のある生産決定が可能になりました。
レノボのシニア・バイス・プレジデント(SVP)でグループ・サプライチェーン責任者のグアン・ウェイは、「当社のシステムにおけるAIの活用は、最終的に顧客に恩恵をもたらしています。AIを活用した顧客心理分析により、顧客のニーズや再発する問題についてより深い洞察が得られるようになり、それが顧客満足度の向上と保証関連機能の改善につながりました」と述べました。
レノボのサプライチェーンは、アジア太平洋地域、中国、欧州、中東・アフリカ、北米、南米地域の11市場における30超の製造拠点で展開しています。2025年2月にレノボはAlat (アラット)と提携し、サウジアラビア王国の首都リヤドで新たな製造拠点に着工しました。2026年に稼働予定のこの新拠点では、この地域向けに数百万台のノートパソコン、デスクトップパソコンや、サーバーを製造する予定です。レノボの世界規模の製造拠点は、最大限の柔軟性と回復力を提供することから、同社の迅速な対応や、あらゆる国際情勢に対する効果的な舵取りが可能になります。
レノボのインフラストラクチャー・ソリューション・グループ向けグローバル・サプライチェーン担当バイス・プレジデントのベン・マッシーは、「サプライチェーンが複雑化するにつれ、回復力を維持するだけではもはや十分ではありません。レノボは今、『反脆弱性』(混乱に耐えるだけでなく、それを糧により強くなるという考え方)に注力しています。
ガートナー・サプライチェーン・トップ25ランキングとその手法について
この サプライチェーン・トップ25 ランキングは、業績と評価という2つの主な要素で構成されています。公開されている財務やESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)のデータという形で表される業績が過去3年にわたる企業実績についての見方を示す一方、評価は将来性を示し、サプライチェーン分野におけるリーダーシップが反映されています。この2つの要素を組み合わせ、最終的な総合点が算出されます。
ガートナーは、フォーチュン・グローバル500およびフォーブス・グローバル2000の企業リストに基づき選考を行います。対象企業を一定レベルに維持するため、年間一般収益額150億ドルという基準値を適用しているほか、物理的なサプライチェーンを持たない企業を対象外としています。
2025年ガートナー・サプライチェーン・トップ25の完全リポートはこちら。
ガートナー・プレスリリース:ガートナーは、グローバル・サプライチェーン・トップ25の2025年ランキングを2025年6月18日に発表しました。
ガートナーの知見:2025年ガートナー・サプライチェーン・トップ25
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Lenovoについて
Lenovo(レノボ)は、年間収益690億米ドルを誇る世界的なテクノロジー大手です。フォーチュン・グローバル500で248位にランクインしており、180の市場で日々数百万の顧客へサービスを提供しています。「すべての人に、よりスマートなテクノロジーを」という大胆なビジョンを掲げるレノボは、世界最大のPC企業としての成功を基盤に、AI対応、AI準備、AI最適化されたデバイス(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、エッジ、ハイパフォーマンス・コンピューティング、ソフトウェア定義インフラストラクチャ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスのフルスタック・ポートフォリオを展開しています。同社は、世界を変えるイノベーションへの継続的な投資を通じて、誰もがどこでも公平で信頼できる、よりスマートな未来を築いています。レノボは、Lenovo Group Limited(HKSE:992)(ADR:LNVGY)として、香港証券取引所に上場しています。詳細については、 https://www.lenovo.com をご覧いただき、最新のニュースは当社の StoryHub をご覧ください。
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