1,150億ドル超のグローバル・リアル・アセット・プラットフォームを構築 ニューエコノミーセクターと魅力的な地域における投資・運用能力を強化
ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界有数のオルタナティブ投資運用会社アレス・マネジメント・コーポレーション(NYSE:ARES)(以下、「アレス」)は本日、GLPキャピタル・パートナーズとその関連会社の一部の国際事業(以下、「GCPインターナショナル」)(グレーター・チャイナでの事業を除く)の買収を完了したことをお知らせします。GCPインターナショナルの買収により、世界をリードするアレスのオルタナティブ投資プラットフォームの運用資産は、リアル・アセット事業の1,150億ドル超を含めて5,250億ドルを超えることとなりました1。


この買収により、日本では国内最大級の物流プラットフォームを通じて大きなプレゼンスを示すと共に、アジアにおける重要な地域エクスポージャーが拡大します。ブラジルやベトナムなどの新興国では現地の物流プラットフォームを展開し、欧州や米国でのプレゼンスも高まります。GCPインターナショナルの買収および、最近完了したウォルトン・ストリート・メキシコの買収により、アレスは5.7億平方フィートを超える物流施設を有する世界トップ3の物流資産の保有・運営企業として確固たる地位を築くこととなります。GCPインターナショナルの買収により、デジタル・インフラやセルフ・ストレージなど、その他のハイコンビクション・セクターにおいてアレスのケイパビリティは強化されています。アレスは世界有数の不動産投資家としての地位を強化し、地域に根ざした投資アプローチと、セクターや地域を超えて垂直統合された運用・開発能力によって差別化を図っています。
さらに、アレスは現在、デジタル・インフラ事業を展開しています。主要なグローバル市場において、約500MWのプロジェクトを含め、合計で1GWを超える容量の大規模ハイパースケール・プロジェクトが進行中であり、将来の成長に向けた豊富なパイプラインも有しています。これらのプロジェクトは投資家の強い関心を集めており、アレスの既存の気候、不動産、デジタル・インフラ能力と組み合わせることで、デジタル・インフラ事業の大規模な展開を可能にします。
物流、デジタル・インフラ、伝統的な不動産セクターにおけるアレスの強力なプレゼンスにより、そのプラットフォームは、急成長するニューエコノミーセクターにおいて優位な位置づけにあります。これらのセクターにおけるビジネス機会は、最先端テクノロジーに対する需要の高まり、グローバル・サプライ・チェーンの大幅な変化、地域社会の生活様式や働き方を変えつつある人口動態によって引き続き促進されると当社は考えています。
現在GLPおよびGCPグレーター・チャイナ事業のCEO(最高経営責任者)であるミン・メイは、パートナーおよびシニア・アドバイザーとして引き続きアレスの成長イニシアチブをサポートします。また、GCPインターナショナルの社長を務めたマイケル・スティールは、リアル・アセット・グループのパートナーとしてアレスに加わりました。さらに、GCPインターナショナルのグローバル・チームのメンバーがアレス・リアル・エステート部門に加わり、同部門の共同代表であるビル・ベンジャミンとジュリー・ソロモンが引き続き指揮を執ります。
アレスのマイケル・アロゲティCEOは次のように述べています。「ニューエコノミーを牽引する重要なリアル・アセット・セクターにおいてパワーハウスを確立するためにこの度、新しいチーム・メンバーを迎えることを誇りに思います。当社は、物流、デジタル・インフラ、クリーン・エネルギー資産において、かつてない成長を促す長期的な追い風を享受できる規模、リレーションシップ、経験を備えています。今後も一層、投資家、株主、その他の市場参加者の皆様に、より優れた価値を提供するため、グローバルな事業基盤の拡大、アセット・クラスや機関投資家・個人投資家向けサービスの拡充など、戦略目標に対する実行を加速していきます。」
アレス・リアル・エステート部門の共同代表のビル・ベンジャミンとジュリー・ソロモンは次のように述べています。「過去10年間、私たちは熟練したチーム、長年にわたる投資家やスポンサーとの関係、そして市場サイクルにわたって築いてきた実績を通じて、アレス・リアル・エステートを世界有数の投資家として確固たる存在とすることを目指してきました。次のフェーズに進むにあたり、協力的な組織カルチャー、強力なセクター・フォーカス、深いローカル・ネットワークを組み合わせることで、プラットフォームの力に確信を強めていけることでしょう。トップ・クラスの2社による幅広い経験と規律ある投資アプローチによって、世界の不動産市場の魅力的な長期的構造トレンドを活用する能力が高められると確信しています。」
アレス・マネジメントについて
アレス・マネジメント・コーポレーション(NYSE:ARES)は、クレジット、不動産、プライベート・エクイティ、インフラなどの資産クラスにわたるプライベート市場のプライマリーおよびセカンダリー投資ソリューションを顧客に提供する世界有数のオルタナティブ投資会社です。柔軟な資本ソリューションを提供することで、ステークホルダーと地域社会に貢献する価値創造をもたらすことを目指します。投資グループ間の連携により、市場サイクルを通じて一貫して魅力的な投資リターンの創出に努めています。GCPインターナショナルの買収(2025年3月1日に手続き完了)に伴い、2024年12月31日時点のグローバル運用資産残高は5,250億ドルを超え、北米、南米、欧州、アジア太平洋、中東にわたって事業活動を展開しています。詳細はwww.aresmgmt.comをご参照ください。
将来の見通しに関する記述
ここに含まれる記述には、連邦証券法で定義される意味での将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述は、「見通し」、「信じる」、「期待する」、「潜在的」、「継続する」、「可能性がある」、「予定する」、「確信する」、「求める」、「おおよそ」、「予測する」、「意図する」、「計画する」、「推定する」、「予想する」、「予見する」などの将来の見通しに関する語句や、これらの語句の否定的なバージョン、その他の類似語句、または過去もしくは事実に関連しないその他の記述の使用により特定することができます。将来の見通しに関する記述は、アレスが現在入手可能なすべての情報を考慮したうえで、アレスの将来の業績に関するアレスの信念、仮定、期待に基づいています。かかる将来の見通しに関する記述は、GCPインターナショナルおよびウォルトン・ストリート・メキシコのそれぞれをアレスの事業に効果的に統合し、そこから期待される利益を達成するアレスの能力、並びにGCPインターナショナルおよびウォルトン・ストリート・メキシコの買収、アレスの事業、財務実績、財務状況、事業見通し、成長戦略および流動性に関連するものなどの仮定を含む、様々なリスクや不確実性の影響を受けます。これらの要因の一部は、2024年12月31日に終了する年度については、フォーム10-Kの年次報告書内で「項目1Aリスク要因」および「項目7経営陣による財政状況および経営成績の検討と分析」 の見出しで記載されています。これらの要因は網羅的なものとして解釈されるべきではなく、本報告書およびアレスのその他の定期的な提出書類に記載されているリスク要因およびその他の注意事項と併せてお読みください。これらもしくはその他のリスクや不確実性が1つ以上顕在化した場合、またはアレスの基礎となる仮定が正しくないことが判明した場合、アレスの実際の結果は、これらの将来の見通しに関する記述で示されたものとは大きく異なる可能性があります。新たなリスクや不確実性は時間の経過とともに発生するものであり、アレスがそれらの事象やそれらがアレスにどのような影響を与えるかを予測することは不可能です。したがって、これらの将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようにしてください。将来の見通しに関する記述は、それが作成された時点のものです。アレスは、法律で義務付けられる場合を除き、新たな情報、将来の展開、その他の結果にかかわらず、将来の見通しに関する情報を更新または改訂する義務を負いません。
1 2024年12月31日現在
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