NTC 温度読み取り機能により精度が向上し、信頼性とモジュールシステム利用率が最大 30% 向上
カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --中電圧および高電圧インバータ アプリケーション用のゲート ドライバ技術で業界をリードする Power Integrations (NASDAQ: POWI) は本日、デュアルチャンネル プラグアンドプレイ ゲート ドライバの SCALE-iFlex™ XLT ファミリーの発売を発表しました。これは、風力、蓄電、再生可能太陽エネルギー設備向けに、シングル LV100 (Mitsubishi)、XHP™ 2 (Infineon)、HPnC (Fuji Electric) 及び最大 2300 V のブロッキング電圧までの同等の半導体モジュールを動作させることが可能です。このシングルボード ドライバにより、インバータモジュールのアクティブな熱管理が可能となり、システム利用率が向上し、部品点数が削減でき、信頼性が向上します。
Power Integrations のプロダクト マーケティング マネージャーである Thorsten Schmidt は、次のように述べています。これらの「新しいデュアル」スタイルの IGBT モジュール用のシングルボード ゲート ドライバを構築することは、非常に困難です。当社の新しい小型 SCALE-iFlex XLT ゲート ドライバはモジュールの外形内に収まり、ドライバをモジュールに取り付け可能です。これによりコンバータ システム設計者は、メカニカル設計の高い自由度が得られます。
SCALE-iFlex XLT デュアルチャンネル ゲート ドライバは、負の温度係数 (NTC) データレポート機能 (パワーモジュールの絶縁温度測定) を搭載しています。これにより、コンバータ システムの正確な熱管理が可能になります。 また、システム設計者は、熱設計を最適化でき、同じハードウェアで、コンバータ電力を 25% ~ 30% 増加させることができます。そして、絶縁 NTC 読み出しにより、ハードウェアの複雑さが軽減され、複数のケーブル、コネクタ、追加の絶縁バリア交差回路が不要になります。
新しいゲート ドライバは、Power Integrations’ の SCALE-2 チップ セットを採用しており、部品点数を最小限に抑え、信頼性を向上させています。また、ゲート ドライバ基板は、短絡発生時に電源スイッチを保護します。
入手性
SCALE-iFlex XLT ゲート ドライバ プラグアンドプレイ ゲート ドライバは、現在、サンプル提供可能です。 価格については、最寄りの営業拠点までお問い合わせください。
詳細については、www.power.com/scale-iflex-xlt をご覧ください。
Power Integrations について
Power Integrations, Inc.は、高電圧電力変換用半導体技術で業界をリードする革新的企業です。Power Integrations の製品は、クリーン電力エコシステムに欠かせない構成要素であり、再生可能エネルギーの生成だけでなく、ミリワットからメガワットに及ぶアプリケーションにおいて効率的な電力伝送と電力消費を実現します。詳細については、www.power.com をご覧ください。
Power Integrations、SCALE-iFlex、SCALE、及び Power Integrations ロゴは、Power Integrations, Inc. の商標または登録商標です。XHP 2 は、Infineon の商標です。その他すべての商標及び名称は、それぞれの所有者に帰属します。
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