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シュルンベルジェのクリーン水素技術の合弁企業Genviaが鉄鋼とセメントのパイロットプロジェクト契約を締結し、重要な産業部門の脱炭素化を支援



Genviaは、技術を拡大し、複数の産業部門の脱炭素化を加速させるパイロットプロジェクトを業界リーダーらと発表

パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・ニュー・エナジー、CEA、パートナー企業は、セメント・鉄鋼業界における正味ゼロへの道筋をつけるべく、Genviaと重要な業界リーダーがパイロットプロジェクト契約を締結したと発表しました。これらの契約により、Genviaは今後、CEAが20年にわたり研究開発を行ってきた次世代の電解槽技術を拡大し、CO2を排出しないクリーン水素を製造して、複数の産業部門で脱炭素化を加速します。



フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、11月16日にシュルンベルジェとGenviaの施設を公式訪問した際に、官民共同の連携を称賛し、水素経済を実現するための約束と意慾を改めて表明しました。シュルンベルジェの産業に関する専門性と世界的展開規模を活用したこれらの新たな契約は、水素を好ましいクリーンエネルギー担体として使用するためのバリューチェーン全体の開発に向け、お膳立てを行うものです。


シュルンベルジェ・ニュー・エナジーのエグゼクティブバイスプレジデントを務めるアショク・ベラニは、次のように述べています。「この契約は、今後の水素経済を支えるGenviaの技術の開発を加速する上で、重要な段階となります。スケーラブルでカーボンフリーのエネルギー担体であるクリーン水素は今後、世界のエネルギー転換や正味ゼロの意欲的な目標を達成する上で極めて重要な役割を果たすでしょう。Genviaは、種々の産業での実証プロジェクトを通じて、クリーン水素の大規模な導入を加速させます。」


Genviaのパイロットプロジェクトは、下記のように、鉄鋼・セメント業界の産業プロセスの効率、パフォーマンス、脱炭素化に着目するものです。



  • Genviaと鉄鋼業界の世界的リーダーであるアルセロール・ミタルの子会社アルセロール・ミタル・メディテラネは、現在の水素使用法に取って代わるべく、電気自動車業界に必要な高性能電気製鋼生産の脱炭素化を支援するパイロットプロジェクトを契約。



  • Genviaと長尺ステンレス鋼製品の世界的リーダーであるスイス・スチール・グループ傘下のUgitechは、天然ガスに代わる再熱炉用のクリーン燃料としての水素の技術的妥当性と、Genviaの技術の経済性の両方を実証するパイロットプロジェクトを契約。



  • Genvia、セメント製造グループのヴィカー、EDFグループの低炭素・再生可能水素ソリューション子会社のハイナミクス、EDFリサーチは、Genviaの技術の産業用途への最適化に取り組むパイロットプロジェクトを契約し、セメント分野での実証を行います。


Genviaの技術は、最高のシステム効率を達成し、生産水素1キログラム当たりの電力使用量を大幅に削減することを目指しています。本プロジェクトでは、1日当たり200~600キログラムに及ぶ量の水素生産が見込まれます。


Genviaについて


クリーン水素技術ベンチャー企業のGenviaは、無理なく実現できるクリーン水素生産、エネルギー貯蔵、燃料アプリケーションを大規模に加速することで、個々の組織、産業、国家がそれぞれの脱炭素化目標を達成できるようにすることを目的として設立されました。当社は、フランスの科学と世界のエンジニアリング力を独自に融合した存在であり、フランス代替エネルギー・原子力庁(CEA)、シュルンベルジェ・ニュー・エナジー、ヴィンチ・コンストラクション、ヴィカー・グループ、オクシタニー地域圏を含むパートナー企業グループの強みを生かしています。


詳細については、www.genvia.comをご覧ください。


シュルンベルジェ・ニュー・エナジーについて


シュルンベルジェは、世界のエネルギー産業にテクノロジーを提供する世界的大手企業です。シュルンベルジェ・ニュー・エナジーは、新登場の新エネルギー市場におけるシュルンベルジェの知的資本とビジネス資本を活用することで新たな成長の道のりを開拓し、低炭素とカーボン・ニュートラルのエネルギー技術に重点を置いています。その活動には、水素、リチウム、エネルギー貯蔵、炭素回収および隔離、地熱発電、建物暖冷房用地熱エネルギーの分野におけるベンチャーが含まれます。


詳細については、newenergy.slb.comをご覧ください。


CEAについて


CEAは、エネルギー移行、デジタル移行、未来医療技術、防衛・安全保障という4つの主要領域での研究、開発、技術革新の主要組織です。大規模な研究インフラを備えたフランスの9カ所の拠点に2万人の従業員を擁するCEAは、フランス、欧州、世界の多数の学術・産業パートナーとの共同プロジェクトに積極的に参加しています。Clarivate 2019ランキングでは、CEAはフランスの研究組織の中でフランスと欧州での特許申請件数でトップの組織となっています。


CEAは、公的研究組織として独自の手段となる完全子会社のCEA Investissementを通じて投資しています。これはCEAのプライベートエクイティパートナーであるSupernova Investが支援・運営しています。Supernova Investは最先端技術に関与してきた深い経験を持ち寄ってくれますが、こうした経験は水素産業を含むディープテック企業に対する140件以上の投資に結実しています。


www.cea.fr
www.supernovainvest.com


将来見通しに関する記述についての注意事項


本プレスリリースには、アメリカ合衆国連邦証券法の意味における「将来見通しに関する記述」、すなわち過去の出来事ではなく、将来に関する記述が含まれています。そうした記述の多くは、「見込む」、「かもしれない」、「考える」、「計画する」、「できる」、「推定する」、「意図する」、「期待する」、「はずである」、「あり得る」、「するつもりだ」、「可能性が高い」、「目標」、「目的」、「意欲的な目標」、「可能性」、「予測される」などの言葉や類似の単語を含みます。将来見通しに関する記述は、程度の差こそあれ、不確実性のある事項を取り上げており、そうしたものには、世界の将来のエネルギー需要で水素が占める範囲、排出ゼロ目標と水素経済の期待される成長、Genviaの技術やシュルンベルジェ・ニュー・エナジーのその他の取り組みに関する進展や期待されるメリットに関する予測と期待、エネルギー移行と世界的な気候変動に関するその他の予測と期待が含まれます。これらの記述にはリスクおよび不確実性が伴い、そうしたものには、世界的な脱炭素化の取り組みでの水素の受容度、炭素排出量の正味ゼロ目標または暫定的な排出量削減目標を達成できない事態、Genviaの事業戦略、イニシアチブ、提携から意図した利益を認識できないこと、環境問題に対処するための法制上および規制上の取り組み(世界的な気候変動の影響に対応するためのイニシアチブを含む)、そして当社がフォーム10-K、10-Q、8-Kで米証券取引委員会に提出ないし提供した最新の公的書類で詳述されているその他のリスクや不確実性がありますが、それらに限定されません。仮に、これらまたはその他のリスクまたは不確実性の1つないし複数が実現した場合(またはそのような展開の影響が変化した場合)、あるいは前提条件が不正確であると判明した場合、実際の結果が当社の将来見通しに関する記述に反映されているものとは大きく異なる場合があります。将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発表時点での内容に過ぎず、当事者は新たな情報、将来の出来事、その他の理由にかかわらず、そのような記述を公式に更新または改訂する一切の意図および義務を否認します。


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