Convivaの2021年IGTVベンチマーク報告書がインスタグラムの長尺動画を活用するためのベストプラクティスを考察
米カリフォルニア州フォスターシティ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ストリーミング・メディア向け継続測定プラットフォームのConvivaは本日、ブランドによるIGTVの利用状況とインスタグラムの長尺動画機能の全体的状況について詳述する2021年IGTVベンチマーク報告書を公開しました。2万5000個以上のアカウント、5万4000本のIGTV動画、4億件のエンゲージメント、40億件の動画視聴を分析した同報告書によれば、IGTVは2018年のサービス開始以来急成長し、インスタグラムの投稿に占める割合は2019年の2%から2021年には10%に拡大しています。
Convivaのキース・ズプチェビッチ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「動画はすべてのソーシャル・プラットフォームの核であり、エンゲージメント率を大幅に高め、ブランドが新しいオーディエンスを獲得するための新鮮で創造的な方法を提供します。特にIGTVのように新しく、より長い形式の動画は、企業が視聴者との間でより深いつながりを作り、視聴者がそのブランドに完全に没頭できるようにするための手段となります。」
新たなインスタグラムの形式が独り勝ちの状況
カルーセル投稿(複数の写真や動画がある投稿)は、2019年と2020年には全投稿の15%未満でしたが、2021年には20%に増加しました。カルーセル投稿とIGTV投稿を合わせると、2021年前半の全投稿の30%を占め、わずか2年前のシェアの2倍となりました。カルーセル投稿はすべての投稿形式の中でエンゲージメント率が最も高く、ブランドでは1.2%、スポーツ・アカウントでは5.4%に上りました。動画を含むカルーセル投稿は、画像のみのカルーセル投稿と比較してリーチが17%拡大し、インプレッション数が16%、エンゲージメントが12%増加しました。
当然ながら、写真1枚のみの投稿は2019年のシェア56%から、2020年と2021年には全投稿の半数強に減少し、動画1本のみの投稿のシェアは2019年の30%近くから、2021年には18%に低下しました。
IGTVのエンゲージメントは長く続く
インスタグラムでの動画エンゲージメントの多くは、これまでは投稿の初日に起こることが普通でしたが、Convivaの調査により、IGTVの投稿では驚くほど長く影響力が続くことが分かりました。投稿初日の視聴回数が総視聴回数に占める割合は、カルーセル投稿の85%、動画1本のみのインスタグラム投稿の72%と比べて、IGTVの動画は63%にすぎませんでした。3日目以降の視聴回数の割合は、カルーセル投稿では7%、動画では19%でしたが、IGTV投稿では大幅に高い29%でした。
簡潔な説明が好まれる
エンゲージメントが最も高かったのは、説明が最も短いIGTV投稿でしたが、こうした短い説明はほとんど使用されません。5万4000本のIGTV動画のエンゲージメント率に関するConvivaの分析によれば、説明の文字数が1~50字の場合に投稿のエンゲージメント率が最も高いことが判明しました。説明がない文字数0の投稿もエンゲージメント率が高かった一方で、説明の文字数が100~800文字の投稿はエンゲージメント率が最低でした。
報告書の全文はこちらからダウンロードしてください。
調査方法
Convivaは2021年前半の1月1日から6月30日までのインスタグラムのアカウントを、2020年および2019年の同時期と比較して分析しました。この分析には、2万5000個を超えるアカウント、5万4000本のIGTV動画、4億件のエンゲージメント、40億件の動画視聴が含まれています。識別・分類されたアカウントには、ブランド(消費者関連製品、サービス・ブランド、イベント、ロケーション)、メディア(新聞、報道機関、ニュース・ウェブサイト、出版社)、エンターテインメント(テレビ/映画ネットワーク、テレビ番組、オーディオ、ソーシャルファースト・コンテンツ・ネットワーク)、スポーツ(スポーツやeスポーツのチーム、リーグ、スポーツ・イベント)の各カテゴリーに属する1300個のアカウントが含まれています。
Convivaについて
Convivaは、ストリーミング・メディア向けの調査、継続的測定、エンゲージメントのプラットフォームです。当社の特許取得済みのStream Sensor™およびStreamIDを搭載したリアルタイム・プラットフォームにより、マーケッター、広告主、技術運用、エンジニアリング、顧客ケアのチームは、オーディエンスの獲得、エンゲージメント、収益化、保持を行うことができます。Convivaは、CCTV、DAZN、ディズニープラス、フールー、パラマウントプラス、ピーコック、スカイ、スリングTV、TED、ワーナーメディアなどのブランドが、ストリーミング・メディアがもたらす素晴らしい機会を活用できるよう支援することに注力しています。当社のプラットフォームは現在、約3兆件のストリーミング・データ・イベントを毎日処理し、5億人以上のユニーク視聴者が40億のストリーミング・アプリケーションをデバイス上で使って年間2000億本のストリームを視聴できるようにしています。Convivaはあらゆる規模のデジタル・ビジネスが、すべての配信、すべての画面、すべての瞬間において、ストリーミングを改善できるようにしています。詳細については、www.conviva.comをご覧ください。
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