当地域では全分野で2桁の成長を示し、第3四半期の低迷を脱却

シドニー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界有数の技術調査・顧問企業であるインフォメーション・サービシズ・グループ(ISG)(Nasdaq:III)による最新の業界報告書によれば、アジア太平洋地域における技術/ビジネスサービスの市場は、第4四半期に過去最高を記録し、第3四半期に世界的流行病がもたらした景気後退から急激に回復しました。


年間契約額(ACV)が500万米ドル以上の商業外部委託契約を評価するアジア太平洋ISGインデックスによれば、この地域では第4四半期に対前年比35%増となる過去最高の26億米ドルを市場全体のACVで生み出しました。全市場分野で2桁伸びています。

クラウドベースのサービス(サービス型)は30%増加して19億米ドルとなり、四半期の新記録となりました。この分野では、サービスとしてのインフラストラクチャー(IaaS)が33%増加して過去最高の17億米ドルとなり、サービスとしてのソフトウエア(SaaS)が12%伸びて2億5700万米ドルとなりました。

マネージドサービスは1年前の軟調な四半期と比べて55%増の6億4100万米ドル、IT外部委託(ITO)は76%増の4億7300万米ドル、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)は16%増の1億6800万米ドルでした。堅調な第4四半期の前は、世界的流行病の懸念のさなかに買い手が撤退したため、アジア太平洋地域のマネージドサービス市場は第3四半期に14年間で最低レベルに落ち込みました。マネージドサービスは対前年四半期比90%増となりました。

2020年全体では、アジア太平洋地域の市場全体は2%増となる過去最高の90億米ドルのACVを生み出しました。これは対前年比で16%増と過去最高の69億米ドルのサービス型ACVが後押ししています。ただ、マネージドサービスは27%落ち込んで20億米ドルとなりました。

ISGアジア太平洋地域のパートナー兼地域リーダーを務めるScott Bertschは、次のように述べています。「マネージドサービスは、オーストラリア/ニュージーランドとBFSI分野が2年間で最高の四半期業績を達成し、盛況のうちに1年を終えました。ただ、堅調な終わり方は世界的流行病がもたらした2020年の全体的な弱さと裏腹です。2001年以来初めて、この地域では超大型案件がまったくありませんでした。」

ISGは超大型案件をACVが1億米ドル超の契約と定義しています。

Bertschは、アジア太平洋市場は一貫してサービス型分野が優勢であると指摘しました。この分野は、当地域で2020年の全体額の77%を占め、その他のあらゆる地域のクラウドベースを大きく引き離し、最高のシェアを占めています。

SaaS分野のACVは通年でわずかに落ち込んだものの、パブリッククラウドプロバイダーがリーチを拡大し、シェアを伸ばしたため、IaaSは19%急伸しました。一例として、AWSは、インドに2番目のインフラクラウドリージョンを開設する計画を発表し、RBL Bank、アクシス銀行、マヒンドラ・エレクトリック・モビリティーを含む顧客を引き付けました。

マネージドサービスの中で、通年のITOは前年から26%急落し、2016年から見られなかった最低額を記録しました。インフラとアプリケーション開発・保守(ADM)の両サービスは、大型案件がなかったために2桁の落ち込みを示しました。

ADM分野の明るい材料は、ヒンドスタン・エアロノーティクスがERPの導入に関してテックマヒンドラと締結した9年契約と、オーストラリアのAGLエナジーのアプリケーション資産を最新化するためのTCSの仕事でした。注目すべきインフラ案件の例として、シンガポールのDBS銀行がIBMのITインフラを簡素化するために同社と7年契約を締結し、日本の楽天モバイルがマネージドIT、セキュリティー、ネットワークのサービスでテックマヒンドラと契約を締結しました。

世界予測

ISGは、クラウドベースのサービスの市場が2021年に世界で20%成長し、マネージドサービスの市場が3%成長すると予測しています。

ISGインデックスについて

ISGインデックス(ISG Index™)は、世界的な技術・ビジネスサービス業界に関する市場インテリジェンスの権威ある情報源として認められています。73四半期連続で、金融アナリスト、企業バイヤー、ソフトウエア/サービスプロバイダー、法律事務所、大学、メディアのために最新の業界データと動向を詳しく伝えてきました。2016年にISGインデックスは対象を拡大して、急成長中のサービス型市場をカバーし、クラウドベースサービスがデジタルビジネスの変革に及ぼしている大きな影響を評価するようにしました。またISGは、当社が四半期に公表するISGインデックスで、自動化およびその他のデジタル技術の分析結果を継続的に提供しています。詳細については、このウェブページをご覧ください。

ISGについて

ISG(インフォメーション・サービシズ・グループ)(Nasdaq:III)は、世界有数の技術調査・顧問企業です。世界の上位100社のうち75社以上を含む700社以上のクライアントに信頼されているビジネスパートナーであるISGは、企業、公共部門の組織、サービスプロバイダーと技術プロバイダーが業務の卓越性とより迅速な成長を達成できるよう支援することに傾倒しています。当社はデジタル変革サービスを専門としており、これらのサービスには自動化/クラウド/データ分析、調達の助言、ガバナンスとリスクのマネージドサービス、ネットワーク通信事業者向けサービス、戦略と運用のデザイン、変更管理、市場インテリジェンスと技術の調査・分析が含まれます。2006年に設立され、コネティカット州スタンフォードを拠点とするISGは、1300人超のデジタル対応専門職を雇用しています。これらは20カ国以上で業務を行っており、革新的な考え方、市場への影響力、業界と技術に関する深い専門知識、業界で最も包括的な市場データに基づく世界クラスの調査・分析能力で知られる世界的チームです。詳細については、www.isg-one.comをご覧ください。

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記事名:「ISGインデックスによればアジア太平洋地域の調達額は第4四半期に過去最高を記録