大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)(「武田薬品」)は本日、ラテンアメリカで販売されている一部製品のポートフォリオについて、先に公表した総額8億2500万米ドルでのハイペラ・ファーマへの譲渡を完了したと発表しました。本譲渡契約は2020年3月に初めて公表しました。
本譲渡ポートフォリオには、武田薬品のグロース&エマージング マーケッツ ビジネス ユニットが担当するブラジル、メキシコ、その他の中南米諸国およびカリブ海諸国で販売している一部の一般用医薬品と処方薬が含まれます。これらの製品は対象国において患者さんの重要なニーズに応えるものですが、武田薬品の世界的長期戦略の中軸として当社が指定した事業領域には該当しません。
譲渡対象製品の販売に携わる武田薬品の従業員300人近くは、譲渡ポートフォリオと共に譲渡完了時に移籍する予定です。武田薬品は、ハイペラ・ファーマとの製造・供給契約の一環として、引き続き譲渡対象製品を独占的に製造します。
武田薬品は、本譲渡で得られる資金を負債の減額に充て、2021会計年度から2023会計年度に純負債/調整後EBITDA倍率を2倍にするという目標に向け、レバレッジ低下を加速させていきます。
武田薬品は、2019年1月から現在までに、最大で計約116億ドルの売却11案件について公表し、2020年までに100億ドルというノン・コア資産の売却目標額を超過しました。
武田薬品工業株式会社について
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、患者さん、従業員、そして地球に対する約束に従って、人生・生活を変える治療薬を創出し、お届けすることに傾倒しています。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少な遺伝性疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。詳細情報についてはhttps://www.takeda.comをご覧ください。
留意事項
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武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、usおよびour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。
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