米議会の無策により米国の財政収支は第3四半期も引き続き悪化
ワシントン--(BUSINESS WIRE)--債務不履行時計審査委員会は本日、債務不履行時計の2回目の更新を行いました。債務不履行時計は、連邦政府の財政政策が財政危機を引き起こし、その結果米国経済と米国債市場に大きな混乱をもたらすまでにどの程度の時間が残っているかを予測するものです。審査委員会は、連邦政府の財政状態が初回の評価時から悪化し続けていることを確認し、現在、時計は午前零時まであと4分の時点にあるとの結論に達しました。
審査委員会のベイカー・スプリング委員長は、次のように述べています。「審査委員会は、連邦政府債務残高の絶対水準が高水準にあり、しかも米国の経済規模に比べて政府債務が急ピッチで拡大していることに加えて、政府債務全体に占める短期債務の割合が極めて大きく、その結果連邦政府予算が大きな借り換えリスクと金利上昇リスクを抱えること、さらに米国債市場が外国人投資家の意のままになる可能性があることなど、すべてが米国の財政状態をますます危機に追いやる結果となっています。」
審査委員会のディーン・クランシー委員は、次のように述べています。「現在、米国議会は膠着状態にあり、議会がこうした重要な財政・金融問題に有効な対策を講じることがなく、またその能力も持たないことを踏まえ、当委員会は時計の針を午前零時に向けてさらに進めることを決定しました。」
債務不履行時計の更新に加えて、審査委員会が開発した連邦政府の信用スコアは引き続き「POOR(不健全)」とされました。
債務不履行時計委員会について
審査委員会は、コンパクト・フォー・アメリカ教育財団が推進する活動です。当財団は米国の501(c)3非営利教育法人であり、連邦議会に解決能力がないか、その意思がない重要な国家的問題の解決に各州が取り組むよう、州知事、州議会議員、連邦議会議員、連邦政府職員に対してリーダーシップを発揮するとともに、助言を提供しています。詳細情報については、
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今回の更新について、ベイカー・スプリングをはじめ、審査委員会の委員がご説明します。取材のお申し込みは、ベイカー・スプリング(電話:703
812-8178、電子メール:baker.spring@compactforamerica.org)までご連絡ください。
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