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【ソフトバンク】今年から夏男!大関友久「心理学も絡めて」 苦手7月も無敗で自己最速7勝目


ソフトバンク対ロッテ 6回表ロッテ無死、寺地を一邪飛に抑え、笑顔を見せる大関(撮影・岩下翔太)

今年は夏男! ソフトバンク大関友久投手(27)が8回4安打無失点の快投でチームを3連勝に導いた。球宴前に7勝到達はキャリア初。昨季まで7月の先発成績は2勝8敗、防御率4・70だったが、今季は2勝0敗、防御率0・41の好成績。スポーツ心理学を投球に反映して成績向上につなげた。貯金は今季最多タイ「14」。首位日本ハムと2・5ゲーム差をキープした。

   ◇   ◇   ◇

踏ん張りどころで大関の左腕がうなった。8回1死一塁。藤原を3球三振。寺地は3球で追い込み、5球目で力ない三ゴロに仕留めた。115球の熱投に本拠地は歓喜。8回無失点の投球に、小久保監督も「有原、モイネロ、大関。この3枚はチームの中心」と7勝トリオの一角として信頼を寄せた。

得点圏で打たれない。2回1死から西川に右中間二塁打を浴びながらソト、池田を連続三振に斬った。3回は2死一、二塁で3番安田を左飛。「(試合の)前半はランナーも結構出たが、投げるところでしっかり投げ切れた」。今季の得点圏での被打率1割8分8厘は、チームで規定投球回に到達している有原、モイネロ、上沢を上回りトップ。8回4安打無失点で防御率も1・68に良化し、リーグでは西武隅田を抜いて4位に浮上した。

7月は鬼門だった。先発転向した22年から昨季まで11試合に先発し、2勝8敗、防御率4・70。一転、今季は3試合で2勝0敗、防御率0・41の好成績だ。要因は「やることがすごく明確にできている」。春先は投球フォームの微修正を繰り返し、フォームが固まった現在は投球の質にフォーカスしている。「ただ回転数がどうとかではなく、心理学も絡めて内面的なものもボールに表現出来るようにやっています」。毎試合後にオンラインでスポーツ心理学の専門家とフィードバックを行っており「そういうのが間違いなく実っている」とうなずいた。

大関自身は5連勝で、球宴前に7勝到達はキャリア初となった。「結果を出すための行動にフォーカスできている。いい状態のポイントはそこにあると思う。後半も続けていきたいです」。チームは3連勝で首位日本ハムと2・5差で変わらず。貯金「14」は最多タイで、前半戦は4試合を残して2桁貯金ターンが決まった。【只松憲】

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