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【日本ハム】屋根とともに「海賊打線」全開放 水谷瞬2試合連発8号などで今季最多18安打12得点


日本ハム対楽天 4回裏日本ハム無死二塁、右越え2点本塁打を放つ水谷(撮影・黒川智章)

<日本ハム12-1楽天>◇5日◇エスコンフィールド

屋根が開いて「海賊打線」も全開放だ。今季初めてルーフオープンデーとして開催されたエスコンフィールドの楽天戦で、日本ハム打線が大爆発した。1点リードの4回に水谷瞬外野手(24)が2試合連続本塁打となる8号2ランを放つなど、今季最多の18安打(3本塁打)を放って12得点と猛攻。主軸の清宮幸、野村、万波の3人を同時に休養させた試合で大勝し、敵地での3連敗後にホームで連勝を決めた。

   ◇   ◇   ◇

北海道の気持ちのいい青空の下で、「大航海は続く」というスローガンを掲げて9年ぶりのリーグ制覇を狙う「海賊打線」が得点を奪いまくった。猛攻の呼び水になったのは、1番水谷だ。1点差に迫られた直後の4回無死二塁。「点を取られたあとでしたし、なんとかつなぐ気持ちで」と右方向を意識した打球は右翼ブルペンまで届いた。2戦連発で計3本目となる8号2ラン。ベンチ前で青空に向かって「パイナポー」と叫んだ。

髪を高い位置で結い上げた“パイナップルヘア”がトレードマークの水谷が嫌な雰囲気を消し去ると、打線は勢いを増した。同じ4回に郡司も5号ソロ。6回はレイエスが6月14日広島戦以来の本塁打争い単独トップに立つ15号2ランも放つなど、エスコンフィールドの可動式屋根が今季初めて開いたルーフオープンデーで今季最多の18安打&12得点。打線もポテンシャルが全開放だった。

球団側の配慮も猛打のスパイスとなった。今季から屋根の開き具合を変えた。昨季までデーゲームでは内野まで太陽光が差し込み、時間帯によって打者は投球が見えづらい状況だった。そこで内野が全て影で覆われるような“半開放”仕様に変更。試合序盤や日光が中堅後方のガラスウオールに当たる時間帯は見えづらさが残るようだが、水谷は「いろいろ対策はしていただいている。ホームなんで慣れないと」と話した。

どんな状況でも、誰が出ても、変わらぬ強さを求める新庄監督も「褒めるところが渋滞しているので選手に聞いてあげて」と清宮幸、野村、万波の主軸3人を今季初めて同時欠場させ、積極的休養を与えた試合での大勝に笑顔。これで前カードでソフトバンクに3連敗を喫した負の流れは完全払拭した。指揮官が「3つ負けたら、3つ勝ちゃいいんで」と話していた通りに、6日も勝って波に乗る。【木下大輔】

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