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【ソフトバンク】下位打線が西武隅田を攻略し貯金最多12、野村勇が技ありV弾「うまく体が反応」


ソフトバンク対西武 4回裏ソフトバンク2死一塁、野村は左越えに勝ち越しとなる2点本塁打を放つ(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク3-1西武>◇6日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクの勢いが止まらない。下位打線が今季2敗の西武隅田を攻略。逆転勝ちで6カード連続の勝ち越しを決めた。1点を追う2回2死走者なしから7番谷川原健太捕手(28)の二塁打から3連打で同点。4回2死一塁から8番野村勇内野手(28)の8号2ランで勝ち越した。先発東浜巨投手(35)は7回1失点の好投で3勝目。今季初の「首位」には立てなかったが、リーグ戦再開から7勝2敗と好調をキープ。奪首はもう時間の問題だ。

   ◇    ◇    ◇

技ありの1発だった。1-1の同点で迎えた4回2死一塁。野村は初球の直球を思い切り空振りした。積極性が持ち味。ともすれば好球必打を誤ってしまうが、2球目は頭も体も冷静? だった。低めに沈む西武隅田の武器チェンジアップ。狙い球は違ったが、体はうまく反応した。前に突っ込みながらもうまくバットを合わせて左翼席へ運び去った。勝ち越しの8号2ラン。6月8日のヤクルト戦(神宮)でアーチをかけて以来、約1カ月の1発だった。

「少し打球が上がりすぎたかなと思ったけど、(スタンドに)行ってくれました。うまく体が反応してくれました」。野村は笑顔でダイヤモンドを周回した。今季2敗を喫している西武隅田へ痛撃弾。難敵攻略へ向け、8番の伏兵がしっかり仕事を果たした。試合を引き戻したのも「下位打線」。1点を追う2回2死走者なし、谷川原の二塁打から3連打で同点に追いついた。

故障者続出の中でもしっかり若手が打線をカバー。チームは6カード連続で勝ち越しを決めた。同点、勝ち越しの場面はともに2死走者なしから。試合後の小久保監督も野村らの活躍に目を細めた。

「今日は2、3、4、5番は何もしていないけど、下位打線がね。先制された後に2アウトから同点に追いついたのがゲームのポイントですね。勇(野村)も低めのボールを前の膝を柔らかく使いながら、しっかり引きつけて。甘いボールではなかったけど、本当に当たれば飛びますね」

日本ハム、オリックスの上位2チームも勝ったため今季初の「首位」はお預けとなったが、勢いは止まらない。交流戦前まで勝率5割だったチームも交流戦Vとリーグ戦再開からの快進撃で貯金が今季最多の「12」まで伸びた。次カードはオリックス、楽天と大阪、仙台のロード。「来週はビジターの試合。しっかり3試合で2勝を目標にしたい」。小久保監督は「奪首」の2文字は飲み込んだが、大きな手応えは感じ取っているはずだ。【佐竹英治】

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