シドニーのフュエル・ゲームズがブロックチェーンゲーム業界の開拓のために240万ドルを調達
シドニー--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- フュエル・ゲームズは、世界初のブロックチェーンを使ったeスポーツであるオンラインゲーム「Gods
Unchained」のプリセール・リリースを発表しました。マルチプレイヤー型のストラテジーゲームである「Gods
Unchained」では、ブロックチェーン技術を活用することにより、プレイヤーがゲーム内で購入あるいは獲得するアイテムを開発企業とは独立して絶対的に所有できる。
21歳の弟のロビー・ファーガソンと共にフュエル・ゲームズを設立したフュエル・ゲームズ最高経営責任者のジェームス・ファーガソン（26歳）は、次のように述べています。「ゲーマーは、ゲーム内アイテムの獲得のために毎年何百億ドルものお金と無数の時間を費やしています。しかしながら、ゲーム制作会社がこれらのアイテムに関してユーザーとライセンス契約を結ぶことはほとんどなく、ましてや実際の所有を認めることはまずありません。ゲーム制作会社は、監督を受けていない中央銀行のようなものです。」まだ若いファーガソン兄弟を突き動かしているのは自らのゲーム体験であり、二人は開発者によるゲーム内経済の集中管理につきものの問題点を認識しています。ロビー・ファーガソンは、次のように述べています。「プレイヤーがゲーム内アイテムを真に所有し、後にこれらのアイテムを流通市場で自由に取引できるようにすることにより、ゲーマーは初めてその努力と支出に対して報われることになります。ゲーミング業界が資産に基づく収入モデルに移行する中、プレイヤーにとってはそれらの資産の価値と取引の容易性に対する保証がこれまで以上に必要不可欠なものとなっています。」
「Gods
Unchained」は、フュエル・ゲームズの240万ドルのシードラウンドを受けて立ち上げられました。この資金調達は、コンティニュー・キャピタルとニルバナ・キャピタルが主導し、ほどなくしてソラ・ベンチャーズとコインベースも参加しました。調達された資金は、ゲームの開発のほか、ゲーム開発者が従来よりも大きな規模でブロックチェーン技術を活用して作品を統合できるようにするソフトウエア・プラットフォーム「アポロ」の構築に充当されています。
フュエル・ゲームズは、「Gods
Unchained」の制作を通じてゲーム内経済の脱集中化がゲーミング界の進化であることを示そうとしています。また、ゲームソフト・メーカーに対してゲーマーが抱いている期待の内容を変えるような体験を提供したいと考えています。
フュエル・ゲームズ最高執行責任者（COO）のロビー・ファーガソンは、次のように述べています。「ブロックチェーンに基づくゲームが市場の主流として受け入れられるためには、シームレスなユーザー・エクスペリエンスが不可欠です。『Gods
Unchained』は、分散化によるあらゆるメリットを提供すると同時に、仮想通貨を利用した場合に直面する従来の問題点を回避することができます。」
フュエル・ゲームズは今年2月、イーサリアム・ブロックチェーンを使った当社初のゲームでプレイヤーが他のプレイヤーとの戦いに使えるデジタルロボットを所有できる「Etherbots」をリリースしました。リリース後2週間で、フュエル・ゲームズは100万ドル以上のゲーム内アイテムを販売しており、ゲーム内で獲得した個々のアイテムは後に最高1万8000ドルで取引されています。
ブロックチェーン技術はゲーミング業界に恩恵をもたらすことになりますが、ファーガソン兄弟は、ブロックチェーン業界自身も同様にメリットを享受すると考えており、以下の通り指摘しています。「分散化ゲームを通して、人々は楽しく、使い勝手の良い環境下でブロックチェーンに親しむことができます。金融分野以外では、ゲーミング業界がブロックチェーン技術の初の主要な応用分野となってもおかしくありません。ゲーマーは常に先駆者となってきました。今回もその例外ではありません。」
「Gods Unchained」のウェブサイト：http://godsunchained.com/
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