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GSMAの新しい報告書はプラットフォームとしてのメッセージングの可能性を強調



プラットフォームは消費者が多様なブランドやサービスを利用するための基盤を提供


ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)GSMAは本日、「プラットフォームとしてのメッセージング―通信事業者にとっての可能性(Messaging
as a Platform – The Operator Opportunity)」
という標題の新しい報告書を発表しました。この報告書は、通信事業者が今後「プラットフォームとしてのメッセージング(MaaP)」で中心的役割を担う状況について概説しています。この報告書の作成に寄与した企業は、AT&T、中国移動通信、中国聯合通信、ドイツテレコム、エリクソン、メタスイッチ、オレンジ、KPN、リライアンス・ジオ、サムスン、SKテレコム、サミット・テック、シニバース、テレノール、テリア、T-モバイルUS、ボーダフォン・グループ、WIT、Xuraです。GSMAは、MaaPが消費者にもたらす機会と強力なサービスについて、モバイル事業者および業界全体と密接に協力していきます。




MaaPは高度なメッセージングの機能を標準的なインターフェースでチャットボットやプラグインと組み合わせることにより、消費者にとって充実した体験を作り出し、またビジネスにとってはアプリケーション対人間という、IPメッセージングの持つ可能性を実現します。チャットボット・プラットフォームは人工知能(AI)を活用することで人間によるやり取りを疑似的に行えるため、消費者にとってはサービスプロバイダーや多様なブランドを利用する上での利便性が向上します。業界の予測では、消費者はアプリケーションを介して多様な企業やサービスプロバイダーとやり取りするよりも、より単純で直感的なチャットベースのやり取りに関心が向きつつあるとされています。将来、消費者が銀行や航空会社、鉄道会社、公共企業、レストラン、タクシーその他多くのビジネスとやり取りする場合には、専用に開発された1つの高度なメッセージングアプリケーションを介するようになるとみられています。



GSMAのアレックス・シンクレア最高技術責任者(CTO)は、次のように語っています。「これは通信事業者にとって、IPベースの高度なメッセージングサービスを提供して加入者を囲い込むための好機です。通信事業者は提携や業界の協力を通じて中心的役割を果たしつつ、統一的で一貫性のある、ユーザーに密着した体験を提供することができ、それを拡大することで世界的コミュニティーを作り出すことができます。GSMAの高度メッセージング向け汎用プロファイルの採用は不可欠です。このプロファイルはMaaPサービスの根幹であり、業界が動的で柔軟なサービスを作り出すための基礎にもなるからです。」



消費者にとっての体験を向上



MaaPにより、各種アプリケーション、コンテンツ、サービスプロバイダーなどのサードパーティービジネスと消費者との間のコミュニケーションサービスが可能になります。またMaaPは企業にとっても有効であり、企業はMaaPを利用することで顧客の端末を介して顧客と直接やり取りできるようになり、サービスを提供する組織の担当者や従業員と会話しているのと同様の体験を提供することができます。MaaPの役割を示す好例がオペレーターメッセージングです。オペレーターはセキュアな個人情報や課金情報に基づいて顧客との関係があらかじめ確立されているからです。



GSMAの高度メッセージング向け汎用プロファイル



この報告書では、通信事業者が一貫性のあるMaaPプラットフォームを提供する上で、GSMAの汎用プロファイル(UP)が重要な役割を担うことも強調しています。しかし通信事業者の多くの顧客にとって、出発点はトラフィック移行の検討です。顧客との間のトラフィックを、SMSによるアプリケーション対人間(A2P)という既存のサービスから、より有効なRCSベースのメッセージングに移行する必要があります。そうすることで、高度で柔軟なMaaPエコシステムの基礎を確立することができます。MaaPは2017年春に発表予定の次期汎用プロファイルの重要要素となるはずであり、通信事業者にとっては業界パートナーとの協力を通じて効果的なユーザー体験を生み出す契機となるはずです。汎用プロファイルは現在、76社におよぶ全世界の通信事業者、OEM企業、OSプロバイダーに支持されています。この汎用プロファイルは既存のオペレーターメッセージングサービスをアップグレードし、共通で一貫性のある、全世界で相互運用可能なサービスをユーザーに提供するものです。考えられるサービスには、グループチャット、高解像度の写真の共有、レシート読み取りなどがあります。



「プラットフォームとしてのメッセージング―通信事業者にとっての可能性(Messaging as a Platform – The
Operator Opportunity)」をダウンロードするには、ウェブサイトhttp://www.gsma.com/network2020/digest/messaging-platform-operator-opportunity/にアクセスしてください。またGSMAはMaaPに関するホワイトペーパーも作成しており、GSMA会員企業には入手可能となっています。



ネットワーク2020プログラムをモバイル・ワールド・コングレス2017で展示



GSMAのネットワーク2020プログラムは高度メッセージング向け汎用プロファイルに関する作業について、2月27日から3月2日までバルセロナで開催される今年のモバイル・ワールド・コングレスで展示しています。いくつかの対話型デモがホール4のGSMAイノベーション・シティー展示スペースで行われ、また包括的なプログラムとして、5Gについて、また商取引やチャットボットその他向けのプラットフォームとしてのメッセージングについてのセミナーも行われます。詳細については、http://www.gsma.com/network2020/events-and-webinars/mobile-world-congress-2017/をご覧ください。



モバイル・ワールド・コングレス2017にぜひご参加を



モバイル・ワールド・コングレス2017についての詳細は、www.mobileworldcongress.comをご覧ください。モバイル・ワールド・コングレス2017の最新情報をフォローするには、ツイッター(@GSMA、#MWC17)、リンクトイン(モバイル・ワールド・コングレスのページhttps://www.linkedin.com/company/gsma-mobile-world-congress)、フェイスブック(https://www.facebook.com/mobileworldcongress/)をご利用ください。GSMAのソーシャルチャンネルに関してさらに詳しくは、www.mobileworldcongress.com/about/contact/social-media/をご覧ください。



-以上-



GSMAについて



GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち約300社は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、GSMAモバイル・ワールド・コングレス・アメリカズ、モバイル360シリーズのカンファレンスなど、業界を主導するイベントの開催も行っています。



詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA



原文はbusinesswire.comでご覧ください:http://www.businesswire.com/news/home/20170226005159/en/



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




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+44 7779
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