米カリフォルニア州アーバイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 患者安全運動財団(PSMF)は、ベトナムのホーチミン市のシティ国際病院が、予防可能な死亡を2020年までに根絶するというPSMFの目標に向けて誓約した最新の国際的医療機関になったと発表しました。シティ国際病院は、医療関連感染を予防し、患者ケアの引き継ぎに際してのハンドオフ・コミュニケーションを改善するため、新しい施策を採用するという約束を行いました。
シティ国際病院は320床の三次医療総合病院で、ホーチミン市にあるインターナショナル・ハイテク・ヘルスケア・パークの中心に位置しています。このベトナムの有力医療センターが、人工呼吸器関連肺炎(VAP)を減らすための対策を導入することで医療関連感染を予防すると誓約し、人工呼吸器使用期間1000日当たりのVAP発生率を12カ月以内に50パーセント低減させるという目標を立てました。
シティ国際病院はさらに、PSMFの「実施可能な患者安全ソリューション」(APSS)の第6項「ハンドオフ・コミュニケーション」を導入します。同病院はスタッフを「状況(Situation)・背景(Background)・評価(Assessment)・提案(Recommendation)」(SBAR)手法に慣れさせ、シフト交代時や院内部門間のハンドオフ・コミュニケーションを改善すべく努力します。
シティ国際病院(CIH)の最高経営責任者(CEO)であるDr. Le Quoc
Suは、次のように述べています。「シティ国際病院は患者安全に強く傾倒しており、VAP対策とハンドオフ・コミュニケーションに取り組むための患者安全運動コアグループを10月に立ち上げました。当院は、最善の臨床転帰を保証するための卓越した患者ケアを提供し、患者の期待を超えることに、懸命な努力を傾けています。患者安全の改善および被害の低減に傾注する患者安全運動財団およびその国際チームと協力できるのは、当院にとって大きな喜びです。」
患者安全運動財団創設者のジョー・キアニは、次のように述べています。「シティ国際病院がベトナム初となる誓約を行い、患者安全に関する院内の課題を発見し、その対応として適切なAPSSを導入することに院全体で傾注しようとしており、私たちはうれしく思います。それぞれの国で、対策を前進させるように引っ張っていく一流病院が必要です。医療関連感染や不適切な引き継ぎと関連するこれらの重大なリスクは、1つの国、地域、大陸に限った問題ではありません。私たちは世界のあらゆる医療施設に対し、患者安全を最優先とし、「実施可能な患者安全ソリューション」を少なくとも1項目、いずれは全項目を導入・実施するという誓約を行うよう、呼び掛けています。私たちは力を合わせることで、非常に大きな影響力を持ち、医療過誤によって毎年失われている何百万という命を救う上での前進を実現できます。」
患者安全運動財団について
米国の病院で毎年20万人以上が予防可能な要因により死亡しています。患者安全運動財団は、2020年までにこれら予防可能な死亡を0まで(0X2020)減らすべく、マシモ医療倫理・革新・競争財団の支援により設立されました。患者安全を改善するには、患者、医療提供者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を含むすべての関係者の協働努力が必要です。患者安全運動財団は、すべての関係者と協力して患者安全の問題と解決策に取り組みます。当財団は、患者安全・科学・技術サミットも開催しています。初回の年次サミットは2013年1月に開催され、米国最高の良心の一部を呼び集め、示唆に富む議論や現状打破に挑戦する新しいアイデアを交わしました。当財団は、患者安全の課題に対処するための具体的で影響力が大きい手法を紹介し、自社製品の購入者にデータを共有するよう医療技術企業に促し、病院に「実施可能な患者安全ソリューション」を導入するよう呼び掛けることで、2020年までに予防可能な死亡の根絶に向けた活動を続けています。http://patientsafetymovement.org/をご覧ください。
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