長嶋茂雄さん、壁画でよみがえる ユニホーム姿で打席立つ姿 作者「パワーを感じてもらえれば」

外苑駅前の「OVER ALLs」のオフィスの外壁に描かれた故長嶋茂雄さん。製作中には道行く人たちが足を止めた（撮影・平山連）

3日に89歳で死去した巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんの壁画が6日、東京・外苑前駅のミューラル（壁画）アーティスト「OVER ALLs」のオフィス外壁に描かれた。同社のオフィス2階からピアニストが奏でる「闘魂こめて」などの曲に合わせながら、副社長兼画家の山本勇気氏がスプレー缶を握って製作した。

生前の長嶋さんの中から巨人のユニホームを着て打席に立つ選手時代をモデルにした理由について「強い長嶋さんを描きたかった。長嶋さんのパワーを感じてもらえれば」と話していた。