ビジネスパーソンを悩ませる日々の“疲れ”。
体がだるくて重いときもあれば、頭が働かないとき、感情の制御ができないときがあったり…様々なタイプの疲れ、一体どこからやってくるのでしょうか。
体や心が疲れているとき、実際に悲鳴を上げているのは、実は「脳」。体の機能を自動調節する「自律神経」の中枢、「視床下部」と「大脳辺縁系」が、声なき声をあげているのです。
自律神経には、体を活動的にさせる「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」の2つがあります。
交感神経が上がると副交感神経が下がり、副交感神経が上がると交感神経が下がるというように、シーソーのように交互にバランスを取り合うことで、呼吸、体温、血流、心拍、血圧などを細かく調整しています。
疲れの原因は、ずばり交感神経と副交感神経のバランスの崩れにあります。
集中状態が続くと…
作業に没頭して時間を忘れ、ふと書類やパソコンから顔を上げると予想以上に時間が経っていた…なんて経験、ありませんか。
このように仕事や勉強に集中していると、交感神経が優位になり、呼吸数、心拍数、体温、血圧が上がります。
でも、この状態が長く続くのはよくありません。
次第に酸素を取り込む量が減って、血中の酸素濃度と血糖値が低下、血行も悪くなっていくからです。
さらに部分的な体温低下が進み、こりのもとにもなります。
適度なタイミングで休息を
疲れをためないためには、交感神経優位の状態が続いて疲弊する前に、適度なタイミングで副交感神経のスイッチを入れること。
副交感神経が優位になれば、酸素不足が解消されて血行もよくなるので、体温も下がらずこりもひどくはなりません。
仕事や勉強などで長時間集中し続けた後には、必ず集中を解いて休息の時間を持つようにしましょう。
タイミングとしては1時間に1回がベストです。
休み方のポイント
このとき、とにかく休めばいいのだ、とただボーっとしているのではあまり効果がありません。
休み方にも以下のようなポイントがあるんです。
①体を動かして血行を良くすること
→軽いストレッチや歩行など
②たくさんの酸素を取り込み酸欠状態を解消すること
→深呼吸など
これらを仕事の合間に行うだけで、副交感神経を効果的に刺激し、交感神経優位の状態を切り替えることができます。
また、仕事で続けがちな姿勢と逆の動きを定期的に取り入れるのも効果的です。
立ち仕事が多い人は休憩時間に座ったり横になったりする姿勢をとり、逆にデスクワークで座っていることが多い人は、立ち上がり、腕を上げて肩の筋肉を緩めましょう。
要注意なのは、集中するとつい休むのを忘れてしまうという人!
その場で軽いストレッチや深呼吸をしたりちょっと席を立つだけで効果ばつぐんなのですから、
タイマーをかける、作業に一区切りの目安を決めておくなどして、意識的に自律神経を整える時間をとるようにしましょう。
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