「MT LINK」とは
ここ数年、海外では金融とIT(情報技術)の融合で生まれた「フィンテック」分野に注目が集まっています。日本においても、今年に入ってから一般消費者の強いニーズのもとで、国内金融機関が「フィンテック」分野への取り組みを開始しており、2015年は、日本のフィンテック元年といえます。一方、弊社においても、独自のテクノロジーと他に類を見ないセキュリティ技術のもとで、2013年に個人資産管理アプリ「Moneytree 一生通帳、家計簿より楽チン」、2014年に経費精算サービス「Moneytree PLUS」を始めましたが、これらのサービスのプラットフォームとなっている金融インフラサービス「MT LINK」について、新しい分野にも開放するもとで、国内金融サービスの効率化・グローバル化に貢献したいと考えていました。こうした中で、各社それぞれの思いが一致し、この度の出資が決定しました。
「MT LINK」とは、金融機関と企業および個人をつなげるインフラサービスです。本来、Moneytreeユーザのために、独自で開発を続けてきたものであり、顧客のアカウント情報をクラウド上で管理し、利用明細を自動的に取得することで、最新の口座情報を提供するものです。現在「MT LINK」を経由し、1,550の金融機関、銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードの取引明細情報を、高いセキュリティのもとで提供することが可能です。
「MT LINK」とは(イメージ)
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今回の出資を受けて、「MT LINK」を金融機関、企業および個人をつなぐハブとなるプラットフォームとして整備・拡充し、より多くの方に活用頂けるサービスを開発・提供していきます。これまで、データアグリゲーションは、技術的な課題が多く、運用に高いコストがかかったため、一般企業で利用されることはありませんでしたが、MT LINKの登場は、様々な業界の既存のシステムを保ちつつ、新しいサービスを創出できる機会を提供します。これからも、マネーツリーは、日本の金融サービスのユニバーサル化に貢献してまいります。
■マネーツリー株式会社について
2012年の起業から、Moneytreeのミッションは人々とお金のあり方を劇的に変えることでした。人気の個人資産管理アプリ「Moneytree」に始まり、革新的なモバイル経費精算サービス「Moneytree PLUS」、日本初のモバイル法人口座管理サービス「Moneytree PRO」まで、Moneytreeは、常に日本のフィンテック市場の最先端を走り続けています。今回、「MT LINK」の登場は、日本国内に限らず、様々なプロダクトの可能性を拡げ、イノベーションを促すことで、大きくビジネスを変える、ユニバーサルなプラットフォームを提供します。
【会社概要】
会社名 :マネーツリー株式会社
代表取締役:ポール チャップマン
資本金 :2億円
住所 :東京都渋谷区神宮前3-27-15
設立日 :2012年4月23日
【サービス】
「Moneytree」 大人気個人資産管理アプリ
「Moneytree PLUS」 革新的な経費精算サービス
「Moneytree PRO」 法人口座データアグリゲーション
「MT LINK」 企業向け独自データアグリゲーションインフラサービス