starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

アルガルバイオ、イービス藻類産業研究所の経営権を取得 EPA高含有ナンノクロロプシス事業を統合


千葉県柏市を拠点とする株式会社アルガルバイオは、宮城県石巻市の株式会社イービス藻類産業研究所の経営権を取得しました。これにより、アルガルバイオの微細藻類バイオファウンダリープラットフォームとイービス藻類産業研究所の商業生産設備を統合し、多様な微細藻類の研究から商業生産までの一貫事業を展開します。アルガルバイオは、ナンノクロロプシスを含む新たな藻類種の開発を進め、国内外の水産飼料市場での市場拡大を目指します。イービス藻類産業研究所の技術や資産を活用し、グローバル市場No.1を目指す戦略を加速させます。


アルガルバイオがイービス藻類産業研究所の経営権を取得


宮城県石巻市にあるイービス藻類産業研究所のレースウェイ方式の培養設備およびナンノクロロプシス


微細藻類バイオファウンダリープラットフォームをさらにアップデート。基礎研究から商業生産まで一貫して推進可能に

「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をミッションとして、微細藻類由来の新たなプロダクトやソリューションを開発する株式会社アルガルバイオ(本社:千葉県柏市、代表取締役社長:木村 周)は、株式会社イービス藻類産業研究所(本社:宮城県石巻市、以下「イービス藻類産業研究所」)の経営権を取得しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/429801/LL_img_429801_1.png
アルガルバイオがイービス藻類産業研究所の経営権を取得

イービス藻類産業研究所は、日本国内でも希少なレースウェイ方式による商業生産設備を保有し、サステナブルな水産養殖や人々のウェルビーイング実現に必要不可欠な不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)高含有藻類のナンノクロロプシス(※)を開発・製造・販売しております。

今回の経営権取得を通じて、当社が保有する微細藻類バイオファウンダリープラットフォームとイービス藻類産業研究所が保有する事業基盤を一体運営することで、多種多様な微細藻類の研究開発から商業生産まで一貫した藻類事業を展開するとともに、同社がすでに製造・販売している水産飼料向けナンノクロロプシスに加えて新たな藻類種の水産飼料開発を加速させることで、水産飼料向けの微細藻類事業としてグローバル市場No.1を目指してまいります。

※ナンノクロロプシスとは: https://www.ebisalgae.com/nannochloropsis/

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/429801/LL_img_429801_2.png
宮城県石巻市にあるイービス藻類産業研究所のレースウェイ方式の培養設備およびナンノクロロプシス

当社は、2018年の創業以来100種1,260株以上の多種多様な微細藻類ライブラリーを軸として、世界でも例のない微細藻類バイオファウンダリープラットフォームを構築してまいりました。本プラットフォーム活用を通じて、藻類の使用用途に合わせた微細藻類種の選定・育種から、独自の培養・製造技術の開発や高生産培養条件の探索、マーケットイン型のプロダクト開発を実現しています。2023年9月には横浜製造技術センターを開所し、最大5t規模の閉鎖型バイオリアクターを保有し、培養技術のスケールアップ検討・開発も一貫して推進できる体制を構築しています。

今回の経営統合により、イービス藻類産業研究所が所有する海水を利用したレースウェイ方式の商業生産設備を当社の微細藻類バイオファウンダリープラットフォームに統合することで、微細藻類の基礎研究から事業化までのあらゆるプロセスにおける確固たる技術基盤を構築し、多種多様な事業ニーズに応えられる研究・開発体制を整備します。

新たな微細藻類プロダクトやソリューション開発を意図した顧客企業との共同開発案件数は2024年度ベースで両社併せて合計40件以上が稼働しており、本統合により各プロジェクトの事業化を更に加速させていきます。

また、イービス藻類産業研究所が開発・製造・販売しているEPAを豊富に含むナンノクロロプシスを用いた稚魚・仔魚飼料は、高い国内市場シェアを誇りますが、当社の微細藻類バイオファウンダリープラットフォームで開発してきた育種・培養・応用開発技術をイービス藻類産業研究所に適用すること、また当社の微細藻類ライブラリーより選抜した新たな藻類種を活用した新製品開発をイービス藻類産業研究所にて進めることで、水産飼料向けの藻類事業としてグローバル市場No.1を目指してまいります。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/429801/LL_img_429801_3.png
微細藻類バイオファウンダリープラットフォームをさらにアップデート。基礎研究から商業生産まで一貫して推進可能に

■株式会社イービス藻類産業研究所について
2018年創業。宮城県石巻市にレースウェイ方式の商業生産設備を保有。海産藻類で高EPA含有で知られるナンノクロロプシスの専業メーカーであり、水産飼料向けのナンノクロロプシス製品は国内市場の25%以上のシェアを誇る。

<会社概要>
企業名 : 株式会社イービス藻類産業研究所
本社所在地: 〒986-2527 宮城県石巻市十八成浜清崎山1-21
設立 : 2018年6月
HP : https://www.ebisalgae.com/


■株式会社アルガルバイオについて
「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をミッションに掲げ、藻類の可能性をカタチにすることを目指す、研究開発型ベンチャー企業。東京大学における20年以上の藻類研究の成果を技術基盤とした、微細藻類バイオファウンダリープラットフォームを構築。100種1,260株以上の「微細藻類ライブラリー」をはじめ、藻類種ごとの育種・選抜技術、培養条件最適化のノウハウ、スケールアップ検討のためのパイロットプラントなどからなり、クライアントの多種多様なニーズに対して最適な微細藻類の探索から商用化までを短期間で実現可能。
微細藻類バイオファウンダリープラットフォームを通じて、人々の健康、サステナブルな食糧供給、地球温暖化といった様々なグローバル規模の社会課題を解決する微細藻類由来の新たなプロダクト・ソリューションの事業化を様々な企業と協力しながら進めている。

<会社概要>
企業名 : 株式会社アルガルバイオ(Algal Bio Co., Ltd.)
本社所在地: 〒277-0882 千葉県柏市柏の葉5-4-6
設立 : 2018年3月
URL : https://algalbio.co.jp/


<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社アルガルバイオ
担当 : 中楯(事業開発・広報担当)
Tel : 04-7138-6207
E-mail: info@algalbio.co.jp
URL : https://algalbio.co.jp/
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    おすすめ
    1. アルガルバイオが日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」の「SDGs・ESG分野」にて25年に飛躍する企業に選出

    2. 大林組と日鉄興和不動産が取り組むオフィスワーカー向けマッチングサービス「みんまちSHOP」に、アルガルバイオが参加

    3. タイ・BLCPパワーと微細藻類によるCO2固定化技術実証の共同研究契約書に調印

    4. “藻”サプリMoneruで忙しい毎日にエナジーチャージ!飲みやすいタブレットタイプで新登場

    5. アルガルバイオとwe+の共同開発プロジェクト「SO-Colored」を「DESIGNTIDE TOKYO 2024」で初披露 ~“藻類”の美しさを纏った作品を展示~

    6. 株式会社アグリ王と横浜ビールが循環型農業を可能にする「閉鎖型アクアポニックス システム」の試みを開始!

    7. 株式会社アグリ王と横浜ビールが循環型農業を可能にする「閉鎖型アクアポニックス システム」の試みを開始!

    8. 中部圏での廃塗料資源化事業所開設へ 中部圏への販路拡大拠点・豊川市へ微生物応用研究所開設 株式会社日本自然エネルギー研究所と合意

    9. 株式会社アグリ王と横浜ビールが循環型農業を可能にする「閉鎖型アクアポニックス システム」の試みを開始!

    10. 株式会社アグリ王と横浜ビールが循環型農業を可能にする「閉鎖型アクアポニックス システム」の試みを開始!

    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.