草加市・JCTA・埼玉縣信用金庫の三者で「災害協定」を締結しました
JCTA副会長-藤野 宇一郎(左)・草加市長-瀨戸 百合子様(中央)・埼玉縣信用金庫-執行役員-小野沢 俊行様(右)
災害協定締結式でご挨拶される草加市長-瀨戸 百合子様(中央)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/366355/LL_img_366355_1.jpg
草加市・JCTA・埼玉縣信用金庫の三者で「災害協定」を締結しました
NTB公式サイト: https://ntbcamp.co.jp/
■「災害時におけるレンタルキャンピングカー等の提供に関する協定」の目的
当災害協定の目的は、草加市の要請があったときに、JCTA加盟事業者の保有するレンタルキャンピングカーを優先的に提供し、草加市の災害対策等に協力するとともに、埼玉縣信用金庫と三者で当災害協定の周知・啓発活動を行って行くものです。
<主な協定内容>
1. 災害時に草加市から要請があったとき、JCTAは加盟事業者が保有するレンタルキャンピングカーを優先的に提供して草加市に協力してまいります。
2. 災害時のレンタルキャンピングカー運営は草加市が主体となって行い、JCTAは可能な限り草加市に協力してまいります。
3. 草加市・JCTA・埼玉縣信用金庫の三者は、連携して当災害協定の市民への周知・啓発活動について協力してまいります。
4. 災害時に迅速な対応を行うため、草加市が実施する訓練等に対し、JCTAは可能な限り協力してまいります。
また当協定内容の実施に伴う環境整備として、埼玉縣信用金庫は取引関係の有る企業と連携し、臨時キャンピングカー設置駐車場の確保など、地域に根ざした信用金庫の強みを活かし、草加市、JCTAと連携して新たな取り組みを推進します。NTBは本社を埼玉県に置くことから、JCTA埼玉支部として当災害協定の窓口業務を担います。
■災害協定の「締結式」が執り行われました
2023年8月21日(月)に当災害協定の「締結式」が草加市役所にて執り行われました。
<概要>
名称:「災害時におけるレンタルキャンピングカー等の提供に関する協定」締結式
日付:2023年8月21日(月)
時間:10:10~10:40
会場:草加市役所 本庁舎8階 市長公室
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/366355/LL_img_366355_2.jpg
JCTA副会長-藤野 宇一郎(左)・草加市長-瀨戸 百合子様(中央)・埼玉縣信用金庫-執行役員-小野沢 俊行様(右)
■当災害協定に関するコメント
草加市役所で執り行われた当災害協定の締結式では、草加市長 瀨戸 百合子様、JCTA副会長 藤野 宇一郎、埼玉縣信用金庫 執行役員 小野沢 俊行様の三者が協定書を取り交わし、草加市役所の皆様、JCTA事務局長、埼玉縣信用金庫の皆様ならびにNTB蜂谷代表が当災害協定に関する情報交換や歓談を行いました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/366355/LL_img_366355_3.jpg
災害協定締結式でご挨拶される草加市長-瀨戸 百合子様(中央)
草加市長 瀨戸 百合子 様
近年、災害の規模が大規模化している中、首都直下地震が起こることを言われて久しいわけでありますが、地震もそうですし、また水害などの被害も全国各地で広がっております。草加市におきましても、本年6月2日の台風による大雨というのは、かつてないほどのハード面の整備をしてもなお内水が出ることを経験したこととなり、まして災害はいつ何時起こるか分からない、というのを改めて思い知らされております。特に大きな地震の際には全国各地の自治体さんからの支援も非常に重要になってきますが、草加市には残念ながら、宿泊の場所がほとんどありません。
そのことは、まちづくりの中でも、あるいは人を呼び込むにおいても重要なポイントで課題であるのですが、災害の時に応援に駆けつけてくださる方々の健康を維持する最大限のパフォーマンスをしていただく環境がないということは大変深刻な課題だったわけであります。この度、一般社団法人日本カーツーリズム推進協会様と協定を結ぶことでレンタルキャンピングカーをご提供いただけるということは大変ありがたいことであり、私たちの災害対応のパフォーマンスの質を上げるために非常に重要な協定をいただきました。改めて心から感謝申し上げます。
埼玉縣信用金庫 執行役員 小野沢 俊行 様
近年では地震や台風等による災害が非常に増加をしており、まして先ほど瀨戸市長様からお話もあった通り、今年6月の大雨では草加市をはじめ埼玉県東部の地域で甚大な被害が発生をいたしました。今後同様の被害の発生に備えまして、地域金融機関として今回の協定に基づきその役割をしっかりと果たして行くとともに、草加市様はじめ、各地域における災害対策におきましてもご協力できるよう、これからも努力を続けてまいりたいと思っております。
JCTA副会長 藤野 宇一郎
私たち日本カーツーリズム推進協会では、普段はクルマを使ったレジャーというところでキャンピングカー等の利用推進を行っているのですが、有事の際にはこのキャンピングカーをいかに使っていただくかというところも非常に重要なポイントだと思っています。また、平時にキャンピングカーをお乗りの方、車中泊されている方が、その経験も災害の時に非常に役に立つということで、自分の身を守るという意識を持つ方も非常に多くなってきています。今回の災害協定を締結するにあたり、平時より災害時にそうした方々が過ごしやすい場所の環境整備を行ってゆくということで、そうした環境が実現するというのは非常にありがたいことだと考えております。
日本特種ボディー株式会社 代表取締役 蜂谷 愼吾(JCTA理事 兼 埼玉支部長)
災害に対するインフラ整備を行うのは相当大変だと思います。レンタルキャンピングカーは、普段は普通にレンタルしてレジャーに使用されますが、有事などの際には必要な時に必要な場所へ早期に集めて、また落ち着いたら元の場所へ戻せるので、大変効率的な緊急用のインフラになり得ると思います。しかし、有事の際に現場のどこに駐車するのかといった課題も残っています。この度の協定において、埼玉縣信用金庫様のお取引先企業様で「有事の際はここを止めてもらっていいですよ」という臨時のキャンピングカー設置駐車場を予めつくれていれば、緊急時に早期にクルマを集めて設置できるので、そのような環境整備を平時のうちに行えるのは大変有益なことと考えております。
■一般社団法人日本カーツーリズム推進協会(JCTA)について
JCTAはクルマと旅の楽しみ方を普及・啓蒙する団体です。 JCTAは「カーツーリズムを推進する法人」の会員により構成されます。「クルマ」と「旅」を中心に、ライフスタイルにかかわるすべての事業と連携し、カーツーリズムという「クルマと旅の新しい楽しみ方」の普及・啓蒙をめざしています。一方、災害時はその復旧活動を迅速に実行する支援部隊として機能できるよう、当協会加盟団体が保有するキャンピングカー等を活用し支援を行う体制を整え、有事にも社会的価値ある活動を担ってまいります。
また、当協会と提携する一般財団法人トレーラーハウス設置検査機構とも連携し、災害時のトレーラーハウス貸与に関する連携も強化してまいります。
一般社団法人日本カーツーリズム推進協会(JCTA) : https://jcta.jp/
一般財団法人トレーラーハウス設置検査機構(JTIO): https://jtio.or.jp/
■日本特種ボディー株式会社について
NTBは、いすゞのキャンピングカー専用シャシー「Be-cam」のみをベースに安全なキャンピングカーを制作し販売しております。2021年には災害現場を一番知る災害復興支援団体との共同開発で誕生した、有事にも頼もしいオフロード系キャンピングカー「EXPEDITION EAGLE」を発表。2022年には、キャンピングカーに搭載するバッテリーへの超高速充電システム「エネクルーズ」を開発するなど、“災害時に活躍できるクルマづくり”の枠組みを構築し続けております。今後もNTBは“楽しみながら災害に強い社会の実現”へ貢献してまいります。
災害時にも強いオフロード系キャンピングカー「EXPEDITION EAGLE」:
https://ntbcamp.co.jp/line-ups/eagle/
超高速充電システム「エネクルーズ」: https://ntbcamp.co.jp/enecruise/
■会社概要
法人名 : 日本特種ボディー株式会社
本店所在地: 埼玉県越谷市小曽川568番地1
代表 : 代表取締役 蜂谷 愼吾
設立 : 2014年12月
資本金 : 975万円
従業員数 : 45名
事業内容 : キャンピングカー・特種車両の企画製造販売
URL : https://ntbcamp.co.jp/