海沿いの「非公道ルート」で運航中のレベル3自動走行カート(遠隔無人操作+保安要員)
レベル2(有人操作)、レベル3(遠隔無人操作+保安要員)の自動走行カートのルート図
北谷エアポートエクスプレス(空港シャトルバス)
美浜シャトルカート(レベル2自動走行カート)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/345361/LL_img_345361_1.png
海沿いの「非公道ルート」で運航中のレベル3自動走行カート(遠隔無人操作+保安要員)
■極めてまれなリゾート地での実証実験
自動運転移動サービスの実証実験は、すでに多くの自治体で行われていますが、常時運行している場所は限られています。
「北谷観光MaaS*プロジェクト」では、国内では極めてまれな本格的リゾート地における自動運転移動サービスを試みています。当プロジェクトが展開されているのは、沖縄を代表するリゾート地である北谷町の西海岸地域。日常の移動手段としての実例とは異なり、観光地での自動走行カートの運用を行なっており、人気スポットであるアメリカンビレッジやオーシャンビューを臨む海沿いルートといったコースを観光用に活用している様子をご覧いただけます。生活のためのニーズとは異なる、観光地ならでのケーススタディとして役立てていただければ幸いです。
*飛行機やバス、電車など、マイカー以外の様々な交通手段を一つのサービスにまとめて、ルート検索から予約決済までを一体にし、移動をより便利にする取り組み。
■自動運転レベル2またはレベル3の自動走行カートが常時稼働中!
北谷町西海岸自動走行実証事業は、2016年に政府研究開発プロジェクトとしてスタートしています。2019年にはFS(フィジビリティ・スタディ)会社を設立し、単独サービスでの実証事業を開始。2021年からは空港シャトルバスと組み合わせたMaaSで事業化を推進しています。拠点となる北谷町内には自動走行カートが常時運行中。部分運転自動化となるレベル2(有人操作)車両、レベル3(遠隔無人操作+保安要員)車両が運行しており、今後はレベル4(遠隔無人操作)車両の早期実装を目指して運用を行ないます。
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レベル2(有人操作)、レベル3(遠隔無人操作+保安要員)の自動走行カートのルート図
赤線「公道アメリカンビレッジルート」=レベル2(有人操作)車両がアメリカンビレッジ周辺
青線「非公道ルート」=レベル3(遠隔無人操作+保安要員)車両が海沿いの遊歩道など
黄線「公道海岸ルート」=レベル4(遠隔無人操作)車両の早期実装を目指しての運用を想定
※公道海岸ルートは宮城海岸へのルートを予定しています。
■来訪時にもMaaSの利便性を体感できます
視察にお越しいただく際には、ご担当者さま自身でMaaSの利便性を体感できるのも大きな魅力。まずは、空港から直行シャトルバス『北谷エアポートエクスプレス』を利用していただき北谷トランジットセンターへ。センター到着後は、「公道アメリカンビレッジルート」(上図の赤線エリア)を循環するレベル2(有人操作)車両『美浜シャトルカート』で、アメリカンビレッジや主要ホテルまで移動することが可能です。
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北谷エアポートエクスプレス(空港シャトルバス)
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美浜シャトルカート(レベル2自動走行カート)
海沿いのビュースポット視察の際には「非公道ルート」(上図の青線エリア)を循環するレベル3(遠隔無人操作+保安要員)の車両に乗車いただきます。MR(複合現実)技術を採用した車両『ムーンライトクルーズ』体験乗車もご用意。また、人気のビーチリゾートとなっている宮城海岸やアラハビーチまでのアクセスには、ご自身で運転可能なグリーンスローモビリティ『ミハマシェアカート』をご活用ください*。いずれの移動の際にも実際の利便性を通して「北谷観光MaaSプロジェクト」の全体像を体感していただけます。
*ミハマシェアカートの運転には、普通自動車運転免許証が必要です。
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ムーンライトクルーズ(遠隔無人操作レベル3相当)
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ミハマシェアカート(最高時速19kmの公道仕様カート)
■自動運転移動サービス全国展開のための常設ショーケース計画
2022年末、デジタル田園都市国家構想総合戦略が閣議決定されました。その中には「自動運転による地域交通を推進する観点から、関係省庁が連携し、地域限定型の無人自動運転移動サービスを2025年度目途に50か所程度、2027年度までに100か所以上で実現し、これに向けて意欲ある全ての地域が同サービスを導入できるようあらゆる施策を講ずる」と記されています。このような背景を踏まえ、自動運転車の技術・サービスの実証実験をスタートしてから、すでに6年が経過している当社では、その成果と知見を横展開すべく「北谷観光MaaSプロジェクト」をショーケースとして解放。全国の自治体を対象とした視察誘致を本格的に行うことになりました。
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「北谷観光MaaSプロジェクト」の機能構成モデル
■お問い合わせ・ご予約はEメールにて受付中
現在、自治体様からのお問い合わせや視察のご予約については、Eメールにて受付けています(予約フォームは現在準備中)。なお、ご連絡の際には、Eメール本文に以下の必要項目を記載の上お送り願います。
連絡先 : チャタモビ合同会社 視察事務局
E-mail : visit-c@udec.co.jp
所在地 : 〒904-0103 沖縄県中頭郡北谷町桑江130-1-301
電話番号: 098-926-1210
担当 : 池宮
ご予約 : Eメールにて受付(予約フォーム準備中)
※Eメールでご連絡の際には以下の項目を記載願います。
団体名
所属
代表者
人数
希望日
希望時間
視察目的
■北谷観光MaaSプロジェクトについて
北谷を観光拠点に様々な移動サービスを提供。旅の始まりから終わりまで時間いっぱい沖縄の旅を楽しんでいただける新しい観光スタイルをご提供します。
■北谷観光MaaS共同事業体
・ユーデック株式会社 : http://www.udec.co.jp/
・チャタモビ合同会社 : https://www.chatamobi.com/
・株式会社那覇ハイヤー : https://www.naha-hire.com/
・有限会社美ら島 : http://churabus.co.jp/
・全日本空輸 : https://www.ana.co.jp/
・ANAあきんど株式会社 : https://www.ana-akindo.co.jp/
・ANA X株式会社. : https://www.ana-x.co.jp/
・全日空商事株式会社 : https://www.anatc.com/
・株式会社Airporter : https://airporter.co.jp/
・ヤマハ発動機株式会社 : https://www.yamaha-motor.co.jp/
・ソニーグループ株式会社: https://www.sony.com/ja