国指定重要文化財「旧第五十九銀行本店本館」
銀行店舗としての名残がある営業室(1階)
格天井に施された金唐革紙(きんからかわかみ)(2階)
屋根に飾られたバラストレードと塔屋
●「旧第五十九銀行本店本館」詳細ページ
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/shisetsu/formerthe59thbank_mainoffice_mainbuilding.html
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/256118/LL_img_256118_1.jpg
国指定重要文化財「旧第五十九銀行本店本館」
「旧第五十九銀行本店本館」は、青森県初の銀行である第五十九銀行の建物として、名匠 堀江佐吉が明治37年に建築。木造2階建てルネサンス風建築で左右均等(シンメトリー)に調和よく建てられ、柱等の木材は青森県産の「けやき」を、建具も青森県産の「ひば」を使用しています。
昭和40年に、現在の青森銀行弘前支店の新築により取り壊される予定でしたが、市民からの要望を受けて、解体せずに現在地に曳家して保存。「青森銀行記念館」として一般に公開。昭和47年には、国の重要文化財として指定。平成30年に弘前市が寄贈を受け、外壁漆喰の塗り直しや、空調・照明設備の改修、入場しやすいようにスロープ設置などの改修を行い、弘前の歴史や近代建築物のガイダンス、堀江佐吉の業績を紹介する展示等のリニューアルを行いました。
●建物の見どころ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/256118/LL_img_256118_2.jpg
銀行店舗としての名残がある営業室(1階)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/256118/LL_img_256118_3.jpg
格天井に施された金唐革紙(きんからかわかみ)(2階)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/256118/LL_img_256118_4.jpg
屋根に飾られたバラストレードと塔屋
●堀江佐吉とは
祖父の代より弘前藩のお抱え大工だった堀江家に生まれた佐吉は、二度北海道に渡って、公共事業等に携わりながら函館や札幌の洋風建築から、独学でその基礎を学んだといわれ、卓越した技能で、旧第五十九銀行本店本館のほか、旧弘前市立図書館、旧弘前偕行社など、数多くの洋風建築を手掛けた。息子たちをはじめ、多くの建築に関わる人材を育成したことでも知られる。
また、明治29年に弘前城本丸石垣が崩落した際には、天守の曳屋工事を請け負っている。(現在、約100年ぶりの天守の曳屋・石垣解体修理工事中)
●施設概要
所在地 :弘前市大字元長町26番地
開館期間:通年
開館時間:午前9時30分~午後4時30分
※下記の期間は午後6時まで延長
(1)弘前さくらまつり(4月下旬~5月上旬)
(2)弘前ねぷたまつり(8月1日~6日)
(3)弘前城雪燈籠まつり(2月上旬)
休館日 :毎週火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
※弘前さくらまつり、弘前ねぷたまつり、弘前城菊と紅葉まつり、
弘前城雪燈籠まつり期間中は無休
入館料 :一般(高校生以上)200円/団体(25人以上)100円
小・中学生 100円/団体(5人以上)無料
※下記の方は無料
(1)65歳以上の弘前市民
(2)弘前市内の小・中学生と留学生
(3)障がいのある方(付添人を含む)
(4)ひろさき多子家族応援パスポート持参の方