AeroConcept fullview
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/179432/LL_img_179432_1.jpg
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グッドイヤーの「AERO」は、未来を想像した空飛ぶ自動車用に設計されたコンセプトタイヤです。「ツーインワンタイヤ」をコンセプトに、地上を走行するためのタイヤとしても、空を飛ぶためのプロペラとしても機能します。
「グッドイヤーは120年以上にわたって、輸送における変革と発見を推進してきたパイオニアたちとともに、革新と発明を徹底的に追及してきました。都市交通や渋滞による課題に直面しているモビリティ企業がその答えを空に求めている状況から、グッドイヤーの高度なタイヤ構造とそれを可能にする素材研究の対象が、従来の路上走行のためのタイヤ機能と空中での推進システム機能の両方を併せ持った車輪のイメージに繋がってきました。」(クリス・ヘルセル グッドイヤー・チーフ・テクノロジー・オフィサー)
「AERO」のコンセプトには、多くの革新的な特徴があります。
・マルチモーダルデザイン:「AERO」は、マルチモーダル*な傾くローターをコンセプトにしています。従来のタイヤの向きにおいては、路面への力の伝達や路面からの力の吸収を、また、タイヤが傾くことによって車両が持ち上がる揚力を与えるための動力伝達装置としての役割を果たします。この車両の実現は、未来の通勤者にとって、地上と空中のシームレスな移動に自由を与えることができます。
*従来のタイヤの地上での使用環境を超え、空中での使用環境をも考慮し多面的に設計された
・非空気式(エアレス)構造:「AERO」のスポークは車両の重量を支え、タイヤが傾くことによって車両を持ち上げるための揚力を与えるファンブレードとしての機能を持ちます。このユニークなエアレスタイヤは、路上走行時の衝撃を和らげるのに十分な柔軟性と、車両に揚力を与えるためのローターの高速回転を支える強度を併せ持つ非空気式構造を採用しています。
・磁気推進力:「AERO」は、摩擦のない推進力を実現するために磁力を使用します。これにより、車両が路上走行するために必要な高い回転速度を可能にし、また、車輪が傾けられたときに車両を空中に持ち上げ、前方に推進する力を与えます。
・オプティカルセンシング技術:「AERO」は光ファイバーセンサーを使用し、路面状況、タイヤの磨耗、およびタイヤ自体の構造健全性をモニターします。
・人工知能(AI):「AERO」は、タイヤのセンサーから受け取る情報と、車両間および車両とインフラ間で伝達される情報を組み合わせるAIプロセッサーを特徴とします。このAIプロセッサーは、これら一連のデータを分析し、車両が飛行または運転モードに切り替わることを可能にし、次のアクションへのリコメンドをします。また、起こり得るタイヤ関連の問題を事前に察知し、解決することも可能にします。
「AERO」は、まだ概念上のデザインですが、非空気式構造やインテリジェントタイヤ機能など、その特徴的な技術のいくつかは今日までにグッドイヤーによって開発されており、その他の技術も、将来的には新しいアイデアや実現の可能性を秘めた新製品の基礎となる可能性があります。
「グッドイヤーのコンセプトは、新しいモビリティエコシステム実現のためのタイヤと輸送技術に関する議論を引き起こすトリガーになれば。」と、クリス・ヘルセルは締めくくっています。
≪グッドイヤーについて≫
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約6万4,000人で世界21か国、47の拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2ヶ所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報は https://corporate.goodyear.com/en-US/ をご覧ください。
≪日本グッドイヤー株式会社≫
日本グッドイヤー株式会社は1952年創立。国産および輸入品のグッドイヤーブランドのタイヤを、補修用タイヤ市場で販売しています。日本グッドイヤー関連会社の日本ジャイアントタイヤ株式会社は、土木建築車両用・重機用オフロードタイヤを兵庫県たつの市の工場で生産しています。又グッドイヤーは日本において航空機用タイヤのマーケティングと販売も行っています。日本グッドイヤー株式会社とその製品について、ホームページで詳しい情報がご覧頂けます。
日本グッドイヤー株式会社ホームページ: https://www.goodyear.co.jp/