ゴール地点、「トラ」さんと「ウマ」を囲んで「克服」記念写真
標高2,500m級からの眺めは圧巻
過去の遭難経験を活かした安心ガイド
参加者を迎えるのは「馬」と「寅さん」?
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/161989/LL_img_161989_1.jpg
ゴール地点、「トラ」さんと「ウマ」を囲んで「克服」記念写真
標高2,568mの浅間山には、県内外から年間およそ2.9万人が登山に訪れます。本企画は、過去の経験から登山に対して苦手意識を抱いてしまった人を対象に「初心者向けの“ユルさ”」と「2,000m超えの本格トレッキング」を両立した体験プログラムとして2017年から実施。首都圏などの遠隔地からも多数参加しています。
2018年は7月28日(土)に「火山館コース」、8月16日(木)に「黒斑コース」で実施します。両コースとも初心者に向け数多くの工夫をこらしながら、ガイドのサポートによって安全・安心に浅間山の雄大な自然を堪能することができます。
■「ユルい」から、リピーター6割の高支持率
登山を野外行事とする小中学校が全国的に数多くあります。この経験により山に対する親しみを持つ方々が多い一方で、「体力的にキツイ」「荷物が重い」といったネガティブな思い出から、大人になっても登山に苦手意識を抱いている人も少なくありません。
本プログラムでは、往路だけでも6ヵ所の休憩スポットを配置し、登山にかける時間も往復で6時間と通常の倍にあたるゆっくりさ。参加者の身体的・心理的負担を軽減するだけでなく、花や景色をゆっくりと眺めたり写真を撮影したりする時間を十分に用意しています。
2017年の参加者のうち、およそ6割が既に2018年も参加を申し込み済み。ツアーにおける徹底した“ユルさ”が支持され、リピーターの割合が非常に多いことも特徴のひとつです。
■「ユルい」から、ご褒美あり
トレッキング中には、特製弁当や山で味わう格別のハンドドリップ・コーヒーを提供。トレッキング後には、小諸の特色ある天然温泉が利用できる入浴券を配布します。さわやかな大自然のなかで味わう食事や、疲れを癒やす温泉の気持ち良さといった、登るだけではないトレッキング全体の楽しさを体験できる内容になっています。
■「ユルい」だけじゃない「本格的」な2,000m超えの2コース
7月28日(土)開催される「火山館コース」では、天狗温泉浅間山荘を出発し、浅間山特有の火山性の地形や、花畑、カラマツ林といった変化に富む景色を見ることができます。最終ポイントとなる「賽の河原」では、浅間山の外輪山である「前掛山」が眼の前に広がり、雄大な自然を存分に体感できるコースです。
8月16日(木)に実施される「黒斑コース」では、車坂峠(高峰高原)を出発。浅間山の第一外輪山である黒斑山山頂から浅間山を眺望します。花の百名山に選定されている黒斑山では、高山植物、コケ類、地衣類といったさまざまな植物を目にすることができます。
「ユルい」トレッキングでありながらも、本格的な山だからこそ見ることのできる2,500m級の風景の数々を満喫いただけます。
■「ユルさ」と「本格」の両立は、ガイドのトラウマ経験から
両コースとも、浅間山を熟知した経験豊富なガイドが参加者をリードしながら初心者のトレッキングをサポート。ガイドのひとりは、かつて雪山で遭難した経験から、しばらくの間、山に登ることができなかった過去を持っています。そんな経験を踏まえ、参加者と同じ目線に立ちながら、登山に対してトラウマを持つ方々を十分にケアしたトレッキングを計画しています。
■安心・安全、一般社団法人こもろ観光局による公式ツアー
本企画は、国からのツアー実施の認可を持つ一般社団法人こもろ観光局による公式プログラムです。地元浅間山の情報を局として常時把握しているとともに、小諸市在住の職員や引率するガイドなどが親切丁寧にサポートします。浅間山に対する知識や登山のノウハウは最上級であり、確かな情報や経験の上に運営されている安心・安全のツアーです。
■首都圏からも注目!休日をアクティビティで充実させる
本プログラムでは、本格的登山の敷居を下げることで、首都圏などの遠隔地からも参加者が増えています。
首都圏からアクセスしやすい2,000m超えの山となると、往復6時間以上もひたすら歩き続ける上級者向けの山が殆ど。登山慣れしていない方にとっては、日頃の疲れを癒やすどころか、むしろ疲れを溜めてしまうこともあります。首都圏から小諸までは、電車を使って約1時間半、車でも約2時間半と日帰りも可能。小諸口から浅間山への登山体験は、休日を有効活用しリフレッシュできるアクティビティとしても最適と注目されています。
■「ユルい」キャラ、「ト○」と「ウ○」がゴール地点でお出迎え
なんと、参加者が辿りついたゴール地点では、トラ(寅さん)とウマ(馬)が待っているという脱力系のユルい演出も(写真参照)。ツアーを少しでも盛り上げようと、スタッフの参加者へのサービス精神は徹底しています。通常の本格的な登山ではなかなか味わえない、笑顔が絶えない1日になること請け合いです。
そして、ツアーの最後まで心理的ハードルを低くしたことが、多くの参加者から支持され、リピーター率の高さに繋がっていると考えます。
<開催概要>
参加費 : 4,800円(税込み)
<リピーター割>1,000円引き
<12歳以下>1,000円引き
※割引の併用不可
※保険代・昼食代・淹れたてコーヒー、温泉入浴券代込み
定員 : 各回20名
詳細URL: http://komoro-tour.jp/blog/asamayamatozan-kurofuyama/
「火山館コース」
実施日:7月28日(土)
9:00 天狗温泉浅間山荘出発
12:00頃 火山館(天狗温泉浅間山荘特製弁当・淹れたてコーヒー)
賽の河原
15:45頃 天狗温泉浅間山荘到着
(希望者は天狗温泉で入浴。自由解散。)
「黒斑コース」
実施日:8月16日(木)
9:40 高峰高原ビジターセンター出発
12:00頃 トーミの頂(高峰高原ホテル特製弁当・淹れたてコーヒー)
黒斑山山頂
15:10頃 高峰高原ビジターセンター到着
(希望者は高峰高原ホテルにて入浴。自由解散。)
【長野県小諸市とは】
長野県小諸市は、人口42,641人(2018/1/1現在)で雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れ、標高2,000mから600mの大きな高低差を持ちます。
「懐古園」として知られる小諸城址は、春の桜、秋の紅葉など季節を通し数多くの観光客が訪れています。また、城郭は浅間山の火山灰土が雨で削られた谷を利用しており、城下町よりも低い位置にある日本で唯一の「穴城」として、日本100名城にも選ばれています。文豪、島崎藤村や高濱虚子のゆかりの地でもある「詩情あふれる高原の城下町」です。
小諸市へは、東京から約160km、車で2時間半・電車で約1時間半とアクセス抜群。軽井沢町からは「しなの鉄道」で24分、車で約30分です。