仮想通貨とは何かを読者の皆様はどのように考えているでしょうか。
ビットコイン、一発逆転、リスクがある、危険、怖いこのような言葉を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、仮想通貨を順序立てて学べば、仮想通貨が「怖いもの」という認識はなくなり、金融資産の1つであることが理解できると思います。
この記事では仮想通貨のことが簡単にわかるように記しました。
是非この記事を通して仮想通貨の大枠を掴んでいただき、将来設計に役立てていただけると幸いです。
仮想通貨とは
仮想通貨はネット上で取引できる資産であり、代表的なものでいうと「ビットコイン、イーサリアム、リップル」などがあります。
日本銀行は下記のように仮想通貨を定義しております。
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
(日本銀行HPより抜粋)
2019年の金融商品取引法の改正法にて、仮想通貨は暗号資産と呼び名の変更がありましたが、
わかりやすいようにこの記事では仮想通貨で通します。
ビットコインとはなにか
2008年にサトシ・ナカモトと呼ばれる匿名の人物が発表した論文によってシステムが始まりました。
国家に左右されない非中央集権的な通貨システムを考案された記念すべき日です。
※未だにサトシ・ナカモトが誰なのかは不明のままです。
ビットコインの歴史
・2009年に最初の取引開始(1BTC=0.07円)
・2010年:1万ビットコインと2枚のピザが交換されました。
初めてビットコインが商取引に使われた記念日として今では「ビットコイン・ピザ・デー」と呼ばれています。
ちなみに、2022年4月26日現在の1BTCの価格は約500万円なので、現在の1万BTCは500億円相当になります…。
・2011年:マウントゴックスという暗号資産交換所から470億円相当のビットコインがハッキングされ流出。ビットコインの価格は10分の1まで下落しました。
・2013年:キプロス危機で価格上昇
→タックスヘイブンであったキプロスがギリシャの金融危機などの煽りを受け、国内が大混乱しました。
その際、預金に最大9.9%の課税が課される可能性が浮上したため、大口預金者がビットコインに資金を変換させたことで価格が上昇しました。
・2017年:仮想通貨バブル(1BTC 200万円)
・2018年:仮想通貨バブル崩壊
・2020年:コロナショックにより価値が急落したものの、半減期やマイクロストラテジー社のビットコイン購入などにより価格は過去最高レベルの急上昇を見せました。
2021年:米テスラのイーロン・マスク氏がビットコインを前向きに捉えていることを発表したことや、
大手証券企業がビットコインに言及したことにより、1BTC=700万円以上の過去最高値を記録しました。
2022年
ウクライナ危機にてウクライナ政府がビットコインやイーサリアムで寄付を募るなどの、かつてない使用方法が起きました。
各国のデジタル通貨普及に向けた動きなどにより、仮想通貨への注目が増えます。
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンは、悪事を働こうとしたり、システム上の問題が起きたとしても正常な取引ができ、
複数の参加者に同じデータを分散して保持させるシステムです。
ビットコインとブロックチェーンの関係性
例:
①AさんがBさんに1BTCを送付。
②取引履歴が残る(トランザクション)その履歴の束がブロックに入る
③新たに取引をするとまたブロックができる。
④そのブロック同士を繋げる(チェーン)
上記の流れを可能にするのがブロックチェーン技術といいます。
超簡潔に説明するので詳しい説明は説明書きの下にあるリンクをご参照ください。
もしデータを改ざんして悪事を働くならば、現在のブロック以前のハッシュ(取引データ)を全て改ざんする必要があるので、改ざんはほぼ無理。
また、データは特定のデータベースで管理するのではなく、ネットを通じて全てのユーザーがデータを共有、管理しています。
そのため1人のデータを改ざんしたとしても、データを盗み取ることはできません。
現金との違い
| 発行元 | 最大流通量 | 形態 | 送付 |
法定通貨 | 国 | 変動可能 | 物質 | 時間がかかる |
ビットコイン | - | 2100万BTC | データ | 即時 |
ゴールド | - | 23万トン | 物質 | 時間がかかる |
銀行送金(現金ver)
例えばAさんがBさんに現金を送金するとします。


暗号資産(ビットコインVER)
A君がBさんにビットコインを送金するとします。
ビットコインはネットワーク(ブロックチェーン)を通して取引が共有されます。
この共有は参加している人全てに共有しているので、ビットコインを保有する人全てに記録されています。
ビットコイン(仮想通貨)の買い方
ビットコインを代表とする仮想通貨は証券会社のような立ち位置にいる交換業者を通して取引します。
有名所でいうと、Coincheck(コインチェック)やbitFlyer(ビットフライヤー)などがあり
ます。
この交換業者には主に2つの形態があります。
1つ目
取引所:交換業者(コインチェックなど)のユーザー同士で取引を行います。
例:Aさんは100万円で売りたい。Bさんは100万円で買いたい。
これで取引が成立致します。
手数料がもう一つの販売所形式よりも安いため、その点が評価を受けています。
手数料が安いのはメリットですが、売りたいときに買い手がいない現象が起きる可能性があるのはデメリットと言えます。
2つ目
販売所:販売所を運営する交換業者から仮想通貨を購入します。
買いたいときに買えて売りたいときに売れるのが何よりのメリットです。
しかしその代わり手数料が高いため、利益を出すのが少し難しくなるとも言えます。
身近なところでいうと、LINEの運営する「BITMAX」があります。
ステップ1
交換業者を選択する。
ステップ2
口座開設に必要なものを用意する
・銀行口座、本人確認書類、メアドなど
※取引所・販売所によって異なります。
ステップ3
日本円を取引所or販売所に入金する。
ステップ4
ビットコインなどの仮想通貨を購入する
※初心者のうちはレバレッジ取引を行うのは控えるのが安全です。
レバレッジ取引とは自己資金以上の金額で取引をできるため利益が大きくなる可能性もありますが、その逆もしかりです。
最初は現物取引だけにしておきましょう。
主要な暗号資産とおすすめ
1:ビットコイン(BTC)
世界で初めて作られた仮想通貨であり、エルサルバドルやボンジュラスでは経済特区で法定通貨化されています。
暗号資産の中でも一番安定しているものです。
仮想通貨といえばビットコインですね。
ビットコイン取引におすすめの取引所はCoincheck(コインチェック)です。
特徴
・スマホアプリもあり、感覚的に仮想通貨取引ができる。
・国内最大規模のアルトコイン取扱量。
※アルトコインとはビットコイン以外の暗号資産の総称を言います。
2:イーサリアム(ETH)
ビットコインの次に有名なコインと言えます。イーサリアムはロシアのヴィタリック・ブテリン氏が開発したコインです。
特徴はスマートコントラクトと呼ばれる取引の記録を保存できる機能があることです。
これによりNFTの取引ができるようになったり、法人同士の取引にも安全に利用できるようになりました。
メタバースでの仮想通貨利用も注目されいるので将来性はあると思います。
イーサリアムの取引におすすめの取引所はbitflyer(ビットフライヤー)です。
特徴
・100円から仮想通貨の取引が可能。
・手数料が比較的に安い
3リップル(XRP)
リップルはアメリカのリップル社が運営する中央集権型の仮想通貨です。
仮想通貨で中央集権というのは珍しいのですが、送金速度が非常に早く、認知度も高い資産となっています。
特徴
・レバレッジ取引ができること
・多くの手数料が無料
番外編
ジャスミー(JMY)
日本にあるジャスミー株式会社が発行するジャスミーコインという通貨です。現代社会の情報管理の常識を変える可能性を秘めた仮想通貨になっています。
元SONYの役員が運営していることもあり、匿名の仮想通貨より初心者の方から見ると安心なのではないでしょうか。
まだまだ期待値での値動きになっていますが、変わり種の仮想通貨がほしい人にはおすすかもしれません。
特徴
・多くの手数料が無料
・ジャスミーやディープコインなどのマイナーな仮想通貨が購入できる
・アプリで簡単に取引ができる。
仮想通貨全体のメリット&デメリット
メリット
・ネットさえあれば世界中のだれにでも、どこにでも、安価な値段で送金できること。
→銀行を使うと手数料がかかる上に、海外送金などは時間もかかります。また、銀行などの中間業者の介在がないため、銀行口座を作る事ができないBOP層などにも簡単に送金することができます。
・国に縛られることがない。
もし国家の存続が危ぶまれたとしてもビットコインを持っていれば資産が0になることはないと思われます。
また、トルコリラのように価値がどんどん目減りしている通貨は持ちたくない国民からしたら、ビットコインのほうが安全!となるケースもあります。
・24時間、365日いつでも取引可能。
デメリット
・価格の乱高下がある。
・利確した際の税率が株などに比べて高い。
・法整備が未だに整っていない。
まとめ
簡単に仮想通貨(ビットコインなど)の解説をしてみましたが、読者の皆様は仮想通貨に対してどのような考えを持ちましたでしょうか。
そんな恐れおののくものでもないのでは?と思う人や、まだ怖いと思う方が当然いると思います。
ただどちらにせよ、なぜビットコインの価格は上がり続けているのか漠然と謎に思うことはなくなったと思います。
この記事を読んですぐにでも始めたいと思った人は、すぐ口座を開設して行動してみるのがいいでしょう。まずは一歩です!
いま興味がなくてもいつか興味が出たらまた調べてみてください。
少しでも投資に触れてみる。その世界に足を踏み入れると面白いものですよ。