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高校教諭7人が学年費など現金約50万円紛失 職員室で管理 大阪


大阪府立山本高の教諭7人が職員室内で管理していた現金を、計約50万円紛失していたことが判明しました。紛失した現金は、体育祭や卒業生の寄付金、教職員団体の活動費などに使用される予定のものでした。職員室内の各自の机の引き出しに無防備に保管されており、紛失は計11件に上ると報告されています。府教育庁に報告後、警察にも通報され、捜査が始まっています。遺失金回収と今後の再発防止のため、各校への管理体制改善を促す方針が示されました。

 大阪府立山本高の教諭7人が、職員室で管理していた学年費など現金約50万円を紛失していたことが分かった。同高は八尾署に被害相談をした。

 府教育庁によると、教諭らは2月21日~6月17日、職員室内の各自の机の引き出しに入れて管理していた現金の一部、計52万4000円を紛失した。紛失事案は計11件に上り、体育祭で使う物品の費用や、卒業生からの部活動への寄付金、教職員団体の活動費などが含まれる。教諭らのほとんどが、引き出しに鍵をかけずに管理していた。

 同校の校長は12日、現金を紛失した教諭からの報告で1件目の事案を把握し、教育庁に報告。八尾署にも同日通報した。同日開いた臨時職員会議後に、新たに10件の事案が判明した。

 府教育庁は発覚が遅れた理由について、出納簿への記録を怠ったほか、職員室内は安全という認識から盗難被害の想定をしておらず、紛失に気付いても自身の勘違いではないかと思い込み、校長への報告が遅れたなどとしている。

 府教育庁は「遺失金を全て回収できるよう、警察の捜査に全面協力する。各校で適正な管理ができているかの注意喚起や再確認などをしていく」と述べた。【面川美栄】

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