starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

藤井王将が決着か、永瀬九段が連勝か 8、9日に王将戦第5局


藤井聡太王将と永瀬拓矢九段が対戦する第74期王将戦七番勝負の第5局が埼玉県深谷市で行われる。藤井王将は3連勝後、第4局で永瀬九段が1勝を返したため、今回の対局は注目されている。先手番の永瀬九段がさらに連勝するのか、藤井王将がタイトル防衛を決めるのかが焦点になる。藤井王将は序盤を乗り切り中終盤で勝負したいと意気込んでおり、永瀬九段も地力をつけて勝負に挑むとしている。対局は8日に始まり、9日に続く予定である。

 藤井聡太王将(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦七番勝負第5局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓、名古屋鉄道協賛、王将戦・渋沢栄一生誕の地深谷市実行委員会協力)の第5局が8、9の両日、埼玉県深谷市の旧渋沢栄一邸「中の家(なかんち)」で行われる。藤井王将が3連勝した後の第4局で永瀬九段が1勝を返しており、先手番の永瀬九段が連勝して流れを引き寄せるか、藤井王将が決着をつけるかが焦点になる。

 両対局者は7日午後に深谷入りし、えんび服とシルクハットで渋沢に扮(ふん)した小島進市長の出迎えを受けて渋沢栄一記念館を見学後、中の家で検分に臨んだ。

 並行して進んでいた棋王戦を2日に防衛した藤井王将は「第5局は後手番で大変なところはあるが、まずは序盤を乗り切って中終盤の難しい将棋にしたい」と気を引き締めた。4日に名人戦挑戦権を射止めて4月以降もタイトル戦で藤井王将と対決する永瀬九段は「第4局に勝ってからいい流れで来ている。地力を付ければまだまだ勝負にできる」と闘志を見せた。両者はその後、市内の埼玉グランドホテル深谷で開かれた前夜祭に出席した。

 持ち時間は各8時間。8日午前9時に対局が始まり、午後6時に指し掛けとなり、9日に指し継がれる。立会は藤井猛九段、解説は佐々木慎七段、記録は円谷晴揮二段が務める。【丸山進、新土居仁昌】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.