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転落死に「創価学会が関与」発言 長井秀和氏が敗訴 東京地裁


西東京市での街頭演説中に創価学会を批判したとして、創価学会が元タレントで現西東京市議の長井秀和氏に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は長井氏に22万円の賠償金支払いを命じた。この裁判では、長井氏が1995年に亡くなった東村山市議の「謎の転落死」に言及し、創価学会がこの事件に関与している可能性を示唆した。裁判所は、創価学会が殺害に関与したとの発言は社会的評価を低下させると判断。長井氏は判決に異を唱え、控訴を検討中である。

 2022年の西東京市議選の街頭演説で名誉を傷つけられたとして、創価学会が、元タレントで西東京市議の長井秀和氏(55)に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は19日、長井氏に22万円の支払いを命じた。平井直也裁判長は「選挙演説としての許容範囲を逸脱している」と述べた。

 判決によると、長井氏は22年12月19日の街頭演説で、1995年に亡くなった東村山市議が「謎の転落死」を遂げたと言及。他殺の可能性を示し、「こういうようなことを行ってきたのが創価学会」と発言した。

 判決は、発言は創価学会が殺害に関与したと受け止められると指摘。創価学会が転落死に関与したことを断定する事情はなく、創価学会の社会的評価の低下を招くことは明らかだと判断した。

 長井氏は記者会見で「親が学会員の宗教2世で虐待を受けた当事者として創価学会と捜査機関を含む行政の癒着を糾弾した。判決は演説全体を通しての真意を理解していない」と述べ、控訴を検討するとした。

 長井氏は「間違いない」の決めゼリフで知られる元タレント。任期満了に伴う22年の西東京市議選に新人として立候補し、トップ当選した。【菅野蘭】

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