パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスによる7日のイスラエルへの攻撃に対し、ロシアの侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領は同日、X(ツイッター)で「テロは世界のどこにも存在してはならない。特定の国や犠牲者だけでなく、人類や世界全体に対する犯罪だからだ」とハマス側を非難した。
ゼレンスキー氏は「イスラエルの自衛権に疑いの余地はない」と強調。「世界は、テロが人命を断ち切ったり、操ったりすることがないよう団結しなければならない」と連帯の必要性を訴えた。また「我々はテロリストが打ち負かされると信じている」と述べた。
ウクライナはロシア軍のミサイルなどによる自国の民間人への攻撃を「テロ攻撃」として、たびたび非難している。【ベルリン念佛明奈】