ＶＷ、昨年の世界販売４．５％減＝半導体不足響きトヨタ下回る

　【フランクフルト時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）は１２日、グループ全体の２０２１年の世界販売台数が前年比４．５％減の８８８万２０００台となったと発表した。半導体の深刻な供給不足による減産が響いて２年連続で前年を下回り、１～１１月に９５６万台超を販売したトヨタ自動車に及ばなかった。トヨタの２年連続世界首位が確実となった。 　１９年まではＶＷが４年連続で世界販売首位だった。ただ、２１年のＶＷグループの電気自動車（ＥＶ）販売台数は、ほぼ倍増した。　【時事通信社】