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【阪神】岡田監督7年目で初「はっきり言うたる。今のスイングじゃ絶対無理」森下翔太に公開メス


森下(右)は岡田監督からアドバイスを受けバットを振る(撮影・上山淳一)

阪神岡田彰布監督(66)が動いた。19日、甲子園で行われた全体練習で森下翔太外野手(23)に打撃指導。グラウンド上で徹底指導するのは前回監督時も含め7年目で「初めてよ」。抜本的なメカニクスに踏み込む、異例の“公開メス”に本気度がにじんだ。

「何回言うてもずっと一緒やから。ちょっと言うたくらいじゃ直らへん。これから長いこと野球する中で、今のスイングじゃ絶対無理よ。はっきり言うたるけど。深刻どころちゃうよ」。キャンプから疑問に思っていた今年の打撃フォームを、交流戦終了のタイミングでばっさり切った。

森下への熱弁は40分も止まらなかった。バットの出し方、スイング軌道など身ぶり手ぶり。その後のティー打撃も10分間ベッタリ。実演もしてみせた。フリー打撃は逆方向に体をひねるツイスト打法をやらせ、10分間密着。計1時間、森下だけに時間を割いた。

今季は打率2割4分1厘、6本塁打、29打点。安定感は欠くが、勝負どころの一撃でチームを救ってきた事実もある。「一番のびしろがあるからな。これからの選手。まだ2年目やんか」。将来性を認めているから口を出さずにいられなかった。推奨するレベルスイングの解釈に違いがあるようで、岡田監督は「極端にやらんと直れへん」とダウンスイングもやらせた。シーズン中も試行錯誤を繰り返す森下に、より効率のいいフォームで固めてほしい思いもあった。

本人も消化しようと必死だ。「もうちょっと自分の中で取り込まないと。いきなり教えてもらった形なので。今までやってきたこともあるし、クセもある。監督も『急にはできない』と言っていた。これからどうにかしていこうかなと。期待して、指導してくれているのもあると思うので、素直に聞いて、受け入れて、やっていきたい」と神妙な表情だった。【柏原誠】

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