ビューティブランド「ランコム」は、9月8日の国際識字デーより、日本女性がデジタルリテラシーを高め未来を切り拓くための支援プロジェクト「Write Her Future」を始動することを発表。
プロジェクト開始に先立って行われた、オンライン発表会を取材しました。
日本人は意外にもデジタルリテラシーが低いことが近年の調査でわかっており、2020年にIMDによって行われた「世界デジタル競争力ランキング2020」では、日本は主要63か国中27位。
またデジタル業界の女性就業率は約13%と、アメリカと比較すると約半分という結果になっており、日本人女性のデジタル人材不足は社会問題となっています。
ランコムPRの中別府慧理氏は、現在のコロナ禍という状況も、プロジェクトテーマの背景にあると語りました。
コロナ禍で職を失う女性が多いなか、デジタル関連分野の仕事にはポテンシャルがあることから、女性のデジタルリテラシースキルの重要性が明確になっています。
ランコムでは、女性たちが今よりもっと自分らしく輝くチャンスと可能性を広げるために「Write Her Future」を通じてデジタルリテラシーに触れる機会を提供します。
具体的な取り組み内容としては、オンライントークセッションの配信、クリエイティブワークショップの開催、メンタリングルームの開設を予定。
プロジェクト開始日にあたる9月8日(水)20時からは、公式TwitterとYouTubeを通して第1回目のオンライントークセッション「彼女の選択」を配信します。
ゲストは、SNSやYouTubeなどで活躍中のモデル兼クリエイターの伊原葵さん。第2回目以降のトークセッションテーマと配信時期は以下を予定していいます。
配信日やゲストは決定次第発表されるので、興味のある方はぜひ公式情報をチェックしてみてください。
#2 デジタル コミュニケーション(あのトレンドはどう作られている!?SNSマーケティング)
【2022年1月】
#3 プログラミング(スキルで可能性を広げるプログラミング/HP制作)
【2022年3月】
#4 デジタル起業(セルフブランディングで起業するオンラインショップ(D2C起業))
最後に中別府氏は、「『Write Her Future』は短期間ではなく、ランコムの大切な取り組みとして長期的に行うプロジェクトです」と語ってくれました。
女性たちに対してより幸福で輝ける未来を提供するべく活動するランコム。
1年後となる2022年9月には、さらにパワーアップしたコンテンツ提供を予定しているとのことなので、今後の活動に注目です。
【参考】
※特設サイト
https://www.lancome.jp/maison-lancome/sustainability-program/write-her-future-jp/