目黒の美術館で、絵本と玩具をテーマにした展覧会が開催。いろんな玩具に実際に触れたりできる、大人も子供もクリエイティブ力を上げる展覧会をチェック!
7月5日(土曜)~8月24日(日曜)まで、目黒区美術館で開催される「○△□えほんのせかい+目黒区美術館トイコレクション 同時開催 クルト・ネフ生誕99年」。絵本や玩具が持つ役割は、視覚や触覚を発達させ、想像力や独創性を刺激すること。そして、世界を広げ、人生を豊かにしてくれる…そんな絵本と玩具の役割に焦点を当てた展覧会です。さらに人間が生まれ持っている「遊ぶ」力について迫ります。
本展では、及川賢治と竹内繭子の作品、特に絵本「まるさんかくぞう」をリコメンド。これらの絵本は、大きな造作物として展示。絵本の世界をダイナミックに体感できる仕掛けの展覧会。

また、目黒美術館が1987年の開館以前より「手で考える」という視点で収集してきた国内外の優れデザインの玩具も展示。年齢を問わずイマジネーションを膨らませてくれる玩具が並びます。

さらに、スイスの玩具メーカー、Naef(ネフ)社の創立者であるクルト・ネフをフィーチャー。20世紀になってクルト・ネフは新しい発想の玩具を次々と発表し、世界の玩具の歴史に多大な影響を与えました。氏の優れた功績やNaef社の歩み、貴重な玩具も展示。

本展展示室内に玩具で遊べるプレイコーナーも設置。鑑賞するだけでなく、実際に触って、遊んで様々な玩具の魅力を味わえます。ぜひ会場に足を運んで、創造力をかき立ててくれる様々な玩具に触れてみてください。

【イベント情報】
「○△□えほんのせかい+目黒区美術館トイコレクション 同時開催 クルト・ネフ生誕99年」
東京都目黒区目黒2-4-36目黒区民センター内 目黒区美術館
03-3714-1201
7月5日(土曜)~8月24日(日曜)10時〜18時(最終入館17時30分)
料金は大人900円、高校生・大学生・65歳以上のシニア700円(共に税込)。中学生以下無料。
月曜休館。ただし7月21日(祝日)、8月11日(祝日)は開館し翌日休館。