今年で没後70年を迎える、大正ロマンを代表する画家、詩人の竹久夢二。現在、根津の美術館で、竹久夢二の描く女性像や恋愛模様にフォーカスをあてた展覧会を開催中。
今でもなお多くの人の心を打つ続けている竹久夢二の世界。そんな作品を残した竹久夢二の美術館の展覧会をリコメンド。6月1日(日曜)まで根津の竹久夢二美術館で開催中の「竹久夢二 愛と想い 作品に託したメッセージ」。明治末期から大正期にかけて活躍した画家、詩人の竹久夢二。自身の理想の女性像を投影した「夢二式美人」を描き、当時の流行や人々の審美眼に大きな影響を与えました。生涯に数多の恋愛を重ねた夢二は、愛の喜びや別離の悲しみなど様々な恋愛経験を作品に描きます。時を超えて心を打つ作品は、どれも朱玉の逸品。
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本展では「夢二式美人」の表現や夢二の恋愛模様を中心に、社会へ向けたメッセージにもスポットライトが当てられています。数々の作品を通じて、当時、竹久夢二が世の中をどう捉えていたのか…。稀代のクリエイターであった彼の眼差しを3月30日(日曜)までの前期と、4月2日(水曜)からの後期の2シーズンに分けてご紹介。
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【イベント情報】
「竹久夢二 愛と想い 作品に託したメッセージ」
東京都文京区弥生2-4-2竹久夢二美術館
03-5689-0462
6月1日(日曜)まで開催中。
10時~17時(最終入場16時30分)
料金は大人1200円、大学生・高校生1000円、中学生・小学生500円(全て税込)。
月曜休館。ただし祝日の場合は開館。2月25日(火曜)と4月1日(火曜)休館。