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珍しい! 九谷焼の廃棄される陶磁器片を骨格に使ったベンチって⁉ 玉川髙島屋S•CにあるSDGsで地震復興なベンチに注目!


玉川髙島屋S•Cの本館2階に、新たに設置されたテラゾーベンチが注目を集めています。このベンチは、通常廃棄される九谷焼の陶磁器片と大理石の端材を組み合わせて作られており、特に2024年の能登半島地震で破損した九谷焼の再利用もされています。このプロジェクトは持続可能な資源利用の一環として立ち上げられ、玉川髙島屋S•Cの開業55周年のリニューアルプロジェクトの一部として実施されました。ベンチのデザインには、近隣の多摩川や等々力渓谷の自然が取り入れられ、川原の小石をイメージしています。

玉川髙島屋S•Cに新たに設置されたベンチに今、注目が集中。九谷焼の陶磁器片が使われているとのこと。詳しくチェック!

田園都市線、大井町線 「二子玉川駅」からすぐの「玉川髙島屋S•C」。その本館2階のシーティングスペースに、大理石を使ったテラゾーベンチが出現! 実はこのベンチ、大理石だけではなく、大量の陶磁器片を使用。テラゾーベンチの骨材に含まれているのは九谷焼。九谷焼は製造工程において、小さな黒い斑点やわずかな傷があるだけで規格外とされ、約1割を廃棄。そこで、廃棄される九谷焼を再利用できないかという思いから、今回のベンチを製作するプロジェクトがスタート。

2024年1月に発生した能登半島地震も、このプロジェクトを進める理由の1つ。震災によって多くの九谷焼が破損し、以前にも増して大量の陶磁器を回収することになったのだとか。大量の陶磁器片を無駄にせず、持続的に活用する仕組みを構築すべきという思いもあったそう。

能登半島地震で破損した陶磁器も骨材として使用。

製作したテラゾーベンチには陶磁器片の他に利用用途のない大理石も使用。様々な色の大理石の端材と様々な形状の九谷焼の陶磁器片を組み合わすことで、異質ながらも独特ないい味わいが出ているといいます。

テラゾーベンチには、九谷焼の皿の底もいい感じに表現。

今回、玉川髙島屋S•Cに新たなテラゾーベンチを設置したのは、玉川髙島屋S・Cの開業55周年に合わせたリニューアルプロジェクトの一環。2階のシーティングスペースが開放的な空間になるように、多摩川や等々力渓谷などの二子玉周辺の自然をヒントにデザイン。ちなみにテラゾーベンチは、川原の小石をイメージした形状になっています。

テラゾーベンチを設置するシーティングスペース。二子玉川周辺の緑葉をイメージした植栽が!

【お店情報】
玉川髙島屋S・C「テラゾーベンチ」
東京都世田谷区玉川3-17-1玉川髙島屋S・C本館2Fシーティングスペース
03-3709-2222(玉川髙島屋S・C)
10時~19時
不定休

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