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GWは温泉地へ!ダイエットに効果のある温泉入浴法



皆さんは、普段どんな理由で温泉に出かけますか?

日頃の溜まった疲れを癒したいから、リフレッシュしたいからなど、健康や観光目的の場合が多いかと思います。ですが、そんな温泉を上手に利用すれば“ダイエット”にも効果的なことをご存知でしょうか。しかも入浴するだけで運動と同じくらいのエネルギー消費ができてしまうというから嬉しい限り。ちょっと遠くの温泉地へも足を運びやすい大型連休も間近です。今回は、ダイエットの視点から温泉を見ていきます。


温泉入浴にダイエット効果が?

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温泉に入浴すると体がポカポカしてたくさんの汗が出たり、心地よい疲労感を感じたりしますが、これは入浴することで体にさまざまな作用が働き、運動をした時と同じような状態になるためです。具体的に見ていきましょう。

①水圧による効果

肩までお湯につかると、体の表面積全体で約500kg~1トンの水圧がかかるといわれています。この水圧によって血管は収縮し、内臓は自然と体内のエネルギーを消費。また、横隔膜が押し上げられるため呼吸数が増え、血中酸素濃度が上昇します。これに伴って脂肪分解酵素の一種・リパーゼの働きが活発になり、脂肪が蓄積しにくい状態になります。

②温熱による効果

温泉に入ると体が温められてたくさんの汗をかきます。同時に血流やリンパの流れが促進し、代謝機能もアップ。体内の不要な老廃物が排出されるデトックス効果が期待できます。さらに、温泉成分のマグネシウムは浸透圧が高く温まった体温を長時間キープするため、その後の活動における脂肪燃焼を促します。

③浮力による効果

全身入浴することで浮力によって体が軽くなり、全身の筋肉の緊張がゆるみます。副交感神経が優位に働き、心身ともリラックス状態に。ストレスやイライラを防ぐことで過食を抑える効果が期待できます。
この3つ以外にも温泉の効果については「温泉がもたらす効果を知ってココロもカラダもHAPPYに」記事で詳しく解説しています。こちらも要チェック。

温泉入浴で消費されるエネルギーは?

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温泉に入浴すると、実際どれくらいのエネルギーが消費されるのでしょうか。例えば、80kcal(=大体お茶碗約半分のごはん)のエネルギー消費にかかる時間は、ジョギングでは約20分、ウォーキングで約50分、水泳・テニスで約15分必要といわれます。では温泉入浴はというと、42℃以上の全身浴で約10分です。意外にも多くのエネルギーが消費されることがわかります。

ダイエット効果を高める入浴法

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42℃程度の熱いお湯に繰り返し入浴することで血流や代謝を高める「反復入浴法」をご紹介します。熱めのお湯に肩まで浸かることで高いエネルギー消費が期待できる入浴法です。

-反復入浴法のやり方-

「5分入って3分休む」を3セット繰り返すだけでOK。

まず、肩まで浸かって5分ほど入浴し、その後お湯から上がって湯船のふちなどに腰かけて3分休憩。これを3セット繰り返します。

※のぼせそうなときは1回の入浴時間を少し短縮したり休憩を長めにしたりするなど、体調に合わせて調整しましょう。

-入浴の際の注意-

入浴前後はもちろんですが、入浴中もペットボトルなどを持参し、こまめな水分補給を心がけて。この時、冷たい飲み物を摂取してしまうとせっかく温まった体温や発汗作用が止まってしまうため、できるだけ常温のものがベストです。また、入浴後の体は運動をした後と同じ状態と考え、30分程度は安静にして体を休ませるようにしましょう。
入浴するだけで運動に匹敵するエネルギー消費ができる温泉入浴。ケガをして運動を控えなければならない時にも体に負担をかけないダイエットテクニックとしておすすめです。癒しや健康目的だけでなく新たな視点で温泉を活用してみてくださいね。

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