毎日の朝食やおやつに人気の高いヨーグルト。皆さんはお好きですか?健康や美容に関する効果も多く、さまざまなタイプの商品が常に店頭に並んでいます。冷やした状態で食べることが多いですが、少し温めた状態の方が実はメリットがあるのだとか。今回はそんな“ホットヨーグルト”の効果と作り方をご紹介していきます。
ホットヨーグルトとは?
その名のとおり、ヨーグルトを“温めただけ”のもの。通常は冷蔵庫から取り出してそのまま冷えた状態で食べますが、これに温めるという一手間をプラスしたものがホットヨーグルトです。なぜ、わざわざ温めて食べるのか?ホットヨーグルトのもたらす効果と作り方を詳しく見ていきましょう。
ヨーグルトの効果
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には悪玉菌を抑制して善玉菌を増やす整腸作用があります。腸内環境が改善することで得られるのは次のような効果です。
・免疫力向上
・花粉症などアレルギー症状の緩和
・デトックス・美肌効果
・抗ストレス作用
温めるだけで効果がさらにアップ?
ここまでヨーグルトのさまざまな効果についてご紹介しましたが、温めることでどんなメリットが生まれるのでしょうか。
・乳酸菌の働きがさらにアップ
・消化促進
もともと体温が低い人や腸が冷えている人は、冷たいヨーグルトを食べても乳酸菌の働きが鈍くせっかくの効果を実感できていない人もいるとか。ホットヨーグルトに変えてみることで、効果をより実感しやすくなることもあるそうです。
ホットヨーグルトの作り方
・市販または手づくりのヨーグルト:お好みの量
・お皿
ヨーグルトをお皿に用意し、電子レンジで短時間温めれば完成。
(100gのヨーグルトなら500wで1分、600wなら40秒ほどでOKです)
・温めすぎるとヨーグルトが分離してしまうため、人肌よりも少し温かいくらいの温度を目安に。
・熱を加えるとヨーグルトの酸味が増します。苦手な方は水切りしたヨーグルトを使うと酸味の少ないまろやかな味わいになります。
・お好みで、ハチミツやきなこなどを適量プラスするのもおすすめ。
食べるベストタイミングは?
ホットヨーグルトは、一日一回、夜に食べるのが理想的。腸の働きが最も活発になるゴールデンタイムは22時~翌2時といわれ、私たちが眠っている間にも腸内では環境を整えたり、老廃物の排出を促したりしてくれています。このため、ホットヨーグルトを食べるのは夜、夕食後がベスト。腸に乳酸菌などの善玉菌が届き、ゴールデンタイムを迎える頃に腸の働きをサポートすることができます。食べる時間帯が遅くなりそうなときは、できるだけ無糖や無脂肪・低脂肪のものを選ぶことを心がけて。