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ヨガの教えから学ぶ 心を穏やかにする3つの方法



日本でヨガブームが起きた頃、多くの人は健康法や体操と認識していたと思います。その間日本には、たくさんのヨガ専門スタジオが生まれました。それは一過性のブームではなく、カルチャーとして定着しつつあります。そして今、ヨガは単なる体操ではない、心に効くメソッドであることが多くの人に認識されています。今回はヨガの古典書である『ヨガスートラ』から、心を穏やかにする3つの方法をご紹介します。


心を穏やかにする方法1 規律を保つ(タパス)

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1つ目の方法はサンスクリット語(古代インドの言語)で「タパス」と言います。「熱を生む」ことや「鍛錬と」いう意味があります。ここでは規律を保つという解釈をしていきます。

社会人であれば、朝決まった時間に起きて、仕事をすることは当たり前かもしれません。しかし、人間は決まったパターンというのは簡単に繰り返すことができます。そこでいつものルーティンに加えて、良い習慣を身に付けましょう。インドの伝承医学であるアーユルヴェーダでは、朝の日課に重きを置いています。朝の散歩や朝食をきちんと取るといった簡単な習慣を続けることでも、十分に心は健やかさを取り戻します。また数分間の瞑想などのマインドフルネスの実践も良いですね。
三日坊主でなく、続けていくことは簡単ではないかもしれません。タパスという言葉が、しばしば「修行」と表現されるのも納得です。そして継続には情熱が必要ですね。その熱は浄化の火となり、心と体の浄化となるのです。

心を穏やかにする方法2 精神性を高めるための読書(スワディヤーヤ)

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2つ目の方法は「スワディヤーヤ」と言います。「聖典の読誦」と言われており、つまり神聖な書物を読むことを意味します。今回紹介している『ヨガスートラ』を読むことや、聖書など神様の言葉に触れることを指しているのです。ここではそれを大きくとられて、自己成長につながるような書物を読むことを提案します。

書店に行けばたくさんの自己啓発してくれる本があります。また古くから親しまれている童話や、詩集を読んでみても良いかもしれません。活字が苦手であれば、美しい写真集や美術書を眺めることもあなたの心に滋養をもたらすことでしょう。スマートフォンを手放し、静かな場所での読書は、実はストレス解消に大きく役立ちます。本からインスパイアされたアイデアを実際に行動に移してみることで、あなたの精神性が高まるでしょう。

心を穏やかにする方法3 潔くある(イーシュワラプラニダーナ)

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3つ目の方法は「イーシュワラプラニダーナ」と言います。伝統的には「神への帰依」と教えられています。けれども、全ての人が何かの宗教を信仰しているとは限りません。一方で、私たちは常に行動の結果が自分の望ましいものになることを重要視しがちですね。

ヨガでは、願いを叶えるために努力はするが、結果はお任せしますという潔い態度でいることが心の安定に繋がるのだと言います。ヨガや瞑想の実践も、結果を求めずに練習の過程を味わうことが大切であると考えています。目標のための努力は惜しまないが、結果に一喜一憂せずにいる。そうすることで、心の動揺を最小限に抑えることが可能となります。
3つの方法は、自己浄化のために行うと良いこととして『ヨガスートラ』に示されています。この3つを実践することは、浄化のヨガ(クリヤヨガ)とも呼ばれているのです。ポーズの実践だけではなく、ライフスタイルや態度をヨガの考えに沿ったものにすることで、心に本来の穏やかさを取り戻しましょう。

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