イライラしたり、不安になったりそわそわしたりと気持ちが落ち着かないときに、すきま時間を活用して、ストレッチしながら心身ともにリラックスできるヨガのポーズを紹介します! 上半身を足の方へ倒していく前屈のポーズでは、背中や太ももの裏側がストレッチされます。ゆったりとした呼吸をすることで、気持ちを落ち着かせて深いリラクゼーションへと導いてくれます。また、内臓が圧迫されることで肝臓、脾臓の働きが整えられて消化促進、腎臓の働きを推進など体の内側への作用も期待されます。
太ももの裏や背中をストレッチしながら、気持ちを落ち着かせる ジャヌ シルシャーサナ 頭をひざにつけるポーズ
【1】マットの上に脚を伸ばしてお尻の床をつけて足を前に伸ばして座る「長座」の姿勢で座ります。お尻のお肉をかきわけて、両方の坐骨がマットに当たるように座ります。つま先は天井に向けて、かかとを強く前に蹴りだしましょう。体が硬い場合はひざを曲げた状態から始めましょう。
【2】そこから左ひざを曲げて、両手で左ひざを胴体の方へ引き寄せてから、左側へひざを倒します。
【3】息を吸いながら、両手を天井へ上げて背筋を伸ばします。息を吐きながら、胸が遠くを通るように背筋の伸びをキープしたまま上半身を前に倒しましょう。両手を床の置ける場所について、視線は少し前の床を見ます。もう一度息を吸って背筋を長く伸ばし、吐いて頭をひざの方へ下ろします。この姿勢で3呼吸キープします。3呼吸終わったら、ゆっくりと上半身を起し、長座の姿勢に戻ります。反対側も同じように行います。