頭のかゆみの原因には炎症や皮脂の過剰分泌などいろいろあるが、これからの季節はとくに乾燥が原因となることも多い。顔や身体の保湿だけでなく、頭皮の乾燥対策も大切だ。『matsukiyo ヒルメナイド頭皮用ローション』は、そんな乾燥から生じる頭皮のかゆみを起こりにくくする頭皮用ローション。保湿剤とかゆみの抑制剤を含有した第2類医薬品だ。気になる特徴や使い心地をたしかめてみよう。
頭皮環境を見直そう! 頭皮専用に配合された保湿剤シリーズ
マツキヨココカラ&カンパニー(東京都)から発売されている「ヒルメナイド」シリーズは、2018年に発売を開始した「matsukiyo」ブランドの人気保湿ケア商品。「ヘパリン類似物質」を含有した保湿剤シリーズである。
これまで軟膏タイプや油性クリームタイプなどの身体用が発売されてきたが、この度初の頭皮専用となる『matsukiyo ヒルメナイド頭皮用ローション』(30ml・希望小売価格 税込1,306円・発売中)を発売。乾燥から生じる頭のかゆみに向けたアプローチができるようになった。
同シリーズ商品との大きな違いは、かゆみ原因物質の働きを抑える「ジフェンヒドラミン」が配合されていること。保湿だけでなくかゆみ止めとしても働くため、不快感を取り除きたい人にも使いやすくなっている。
また、形状も特殊なノズル形状となっているため、ピンポイントで塗布が可能。さらにアルコール・エタノール無配合のため、敏感な頭皮に優しい処方設計となっているのだ。
ノズルが細くてピンポイントに狙いやすい! 生え際にも使いやすい垂れにくさも魅力的!
ノズルは先端のみキュッと小さくなった形状。本体は太めで持ちやすく、先端は細いのでかゆいところに向けて狙いを定めやすい。
使い方は、気になるところに1回あたり1円玉くらいの大きさを塗布するだけ。なお、回数にして約100回分を想定しているそうだ。
液体は少しとろみのあるローションタイプ。水のように垂れにくいから、頭皮をつたってくることなく使いやすい。生え際にも塗りやすかった。また、適当に塗っても、ドバっと出にくい構造となっているのもありがたい。
刺激やにおいなどはあまり感じず、痛みや冷たさなどもなし。不快感なく、気軽に安心して続けられそうだ。
『matsukiyo ヒルメナイド頭皮用ローション』は、かゆみ止めと保湿成分の2つを配合した医療用成分配合商品。これまで水分や保湿などのケアをしていた人にとっては違うアプローチとなるのではないだろうか。
また、乾燥からくるかゆみが起きにくい頭皮の状態へ導いてくれるので、これからの乾燥が気になる時期に向けて頭皮対策をしてみては。
商品は全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループの店舗と同社オンラインストアで発売中。