ラベルにドーンと黒いワンちゃんのイラストが特徴的なワインが登場。ポルトガル生まれのジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ『ウォータードッグホワイト 2021&レッド 2021』は、たっぷりの陽光を浴びたフレッシュな味わいのワイン。手ごろな値段で、ワンちゃん好きの人はもちろん、あまりワインを飲んだことのない人にもおすすめだ!
ポルトガルで古くから親しまれている「ウォータードッグ」デザインのラベルが目印
ワインには世界各地でさまざまな産地がある。ヨーロッパ各国でワインが生産されているが、特にポルトガルは歴史的にも日本と深いつながりがあり、一説では日本人が初めて口にしたワインはポルトガル産ではないかと言われている。
そんな日本人とゆかりの深いポルトガルから、ラベルの黒いワンちゃんのイラストが特徴的なジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ『ウォータードッグホワイト 2021』『同レッド 2021』(アルコール分12.5%/13.0%・希望小売価格 税込各1,760円・発売中)が登場した。販売元は酒類の輸入・卸売販売を手掛ける木下インターナショナル(東京都)。
ラベルの黒いワンちゃんが目を引くが、これが商品名ともなっている「ウォータードッグ」。正式にはポーチュギーズ・ウォーター・ドッグというのだが、古くからポルトガル南部のセトゥーバル近郊で漁師とともに船に乗ったり、網を持ってきたり、時には海に飛び込んで魚を捕ったりする使役犬として親しまれてきた。
コンパニオンドッグとしての性質にも優れており、元アメリカ大統領のバラク・オバマ氏のファーストドッグとしても有名で人気を集めた犬種なのだ。
『ウォータードッグホワイト 2021&レッド 2021』が生まれたのは、ポルトガルのセトゥーバルワインの歴史を造ったワイナリー「ジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ」。ポルトガル最大の近代的な生産設備を誇り、一時に1,000万本ものワインを醸造できるというヨーロッパでも屈指の最新鋭醸造設備を有する。大規模なワイナリーでありながら、足踏みでブドウを破砕するためのラガールや、畑の区画毎に醸造できるよう多くのサイズのタンクを有するなど、そのきめ細かなワイン造りは世界各国でも一目を置かれる存在なのだ。
それでは、実際に『ウォータードッグホワイト 2021&レッド 2021』をそれぞれ飲んでみて、その味わいをチェックしていきたいと思う。
ホワイト、レッドどちらも飲み心地がよく、親しみやすい味わいが魅力
まずは『ウォータードッグホワイト 2021』から。なお、どちらもスクリューキャップを採用しているため、家にワインオープナーがないというワイン初心者にも手に取りやすいのが嬉しいポイントだ。
ポルトガルを代表する白ブドウ品種フェルナン・ピレスがメインに使われており、フローラルなアロマに特徴がある『ウォータードッグホワイト 2021』。ひと口含むと桃やパイナップルを思わせるフルーティーな香りを強く感じる。味わいは柑橘系のような酸味と、ドライフルーツやヘーゼルナッツのようなニュアンスを感じる。口当たりがよく、白ワインらしい飲みやすさで魚介類との相性がよさそうだ。
続いて『ウォータードッグレッド 2021』を試飲。産地はカステラン種にとって最良の産地とされるペニンシュラ・デ・セトゥーバルで、これにポルトガルが誇る世界品種のトウリガ・ナショナルをブレンドして作られているという。さらにフレンチオークとアメリカンオーク樽で6ヶ月間じっくり熟成されてできた赤ワインだ。
こちらは、ひと口含んだらバラやスミレといったフローラルな香りが広がり、その後にバニラや黒い果実を思わせる複雑な香りがやってくる。非常にスモーキーで、スパイシーな味わいは樽熟成によるものだろう。ただ、タンニンはソフトで飲み心地がよく、とても親しみやすい。記者の印象としては、辛口でやや重厚感のあるミドルボディといった味わいの赤ワインと感じた。
愛犬家やワイン初心者こそ手に取ってほしい!
ポルトガルのワイナリーであるジョゼ・マリア・ダ・フォンセカ生まれの『ウォータードッグホワイト 2021&レッド 2021』は、黒いウォータードッグのデザインラベルが目印の親しみやすいワイン。比較的手に取りやすい価格でありながら、しっかりとワインの美味しさを楽しめる商品。ボトルにはスクリューキャップを採用しているため、ふだんワインをあまり飲まないというワイン初心者にもおすすめできる。
『ウォータードッグホワイト 2021&レッド 2021』の購入は木下インターナショナルの公式オンラインショップ「ポントヴィーニョ」専用ページ(ホワイト 2021、レッド 2021)で。
※お酒は20歳になってから楽しもう