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76年F1日本GP仕様に進化!手作りの6輪F1タイレルP34を追え!Vol.3


去る11月26日、晴天に恵まれ、小春日和となった道の駅おおた(群馬県太田市)にて、乗り物系YouTuber/クリエイターとの交流イベント「YouTube Craftsman‘s Meeting」が初開催された。 旧車王ヒストリアで追跡中のF1タイレルP34も展示されると聞き、取材に向かった。 ■バイク&クルマ、カスタム&スーパーカー、そしてF1と多彩なイベントだった! いまや、全国津々浦々で開催されているクルマ系のイベント。 当然といえばそれまでだが、参加者が楽しめるためのプログラムが組まれていることが多い。 そのため、たまたま居合わせたギャラリーや、なかば強制的に連れてこられた人は蚊帳の外になりがち。 しかし、今回取材した「YouTube Craftsman‘s Meeting」は、他のクルマ系イベントとは少し趣向が異なる。 今回参加した各YouTuber/クリエーターと直接会える貴重な機会でもあるし、普段は動画でしか観られない実車をくまなくチェックすることができる。 会場は道の駅だから、駐車スペースには困らない(今回は開始早々から大盛況であったため、近隣の臨時駐車場に置いた人も多数いたようだ)。 さらには飲食も道の駅で売られているものや、ケータリングを利用すれば事足りてしまう。 お土産に野菜や果物などの地元の特産品を買って帰れば、奧さんのご機嫌も少しはよくなるかもしれない(笑)。 ■「YouTube Craftsman‘s Meeting」に展示された6輪F1タイレルP34 CBR WATAHIKIが手掛ける手作りの6輪F1タイレルP34は、このイベントにおいて主役の1台であったことは間違いない(タイレルの横には綿引氏が手作りしたディーノも展示され、注目を集めていた)。 綿引氏のFacebookやYouTubeチャンネルなどで事前告知したこともあり、多くのギャラリーが朝早くから会場に駆けつけた。 今回、会場に持ち込まれた仕様は1976年F1の最終戦となった日本GPに参戦したときのものだ(ドライバーはJ.シェクター仕様)。 雨の富士スピードウェイを掛け抜け、日本人に6輪のF1を強烈に印象づけたレースといえる。 50代以上の方であれば、往年のF1ファンであれば6輪マシンに貼られた「たいれる」の文字を強烈に覚えていることだろう。 そして、もう少し若い世代であれば、フジテレビ時代のF1中継の際、T-SQUARE「TRUTH」とともに美しいCGで歴代のF1マシンが紹介されるタイトルバックにタイレルP34が映っていたことを記憶しているかもしれない。 少しずつ進化を重ねている「手作りの6輪F1タイレルP34」だが、今回はリアウィングの形状が変わり(・・・と記すのは簡単だが、新造したことを意味する!)複雑なリアウイングのステー、いわゆる鉄橋などにも用いられるトラス構造も手作りで再現されている。 10月にオートランドテクノでの走行テストからわずか1ヶ月たらずだが、このときとはまた違う雰囲気を醸し出していた。 CBR WATAHIKIのYouTubeチャンネルの熱心な視聴者なら、その違いを目のあたりにできて、テンションが爆上がりだったに違いない。 間近で観てみたところ、文字どおり「切った貼った」の行程を繰り返しで、実車を再現したことが分かる。 これはたまらないだろう。 デカール類も76年日本GP仕様に・・・。 これまでのR.ピーターソン仕様から、76年日本GPで予選5位を獲得したJ.シェクターが参戦したときのものに変更されている点も注目だ。 ギャラリーはマニアだけではないので、本物の6輪F1タイレルP34が展示されていると勘違いしていた人も多かった模様。 余計なお世話だと知りつつ「実は手作りなんですよ」と伝えると、皆さん目を丸くしていたのが印象的。 塗装前ならともかく、確かに、実車さながらにカラーリングされ、デカールも再現されているわけで・・・。 タイレル、そしてディーノが手作りだとはにわかに信じられないのも無理はない。 CBR WATAHIKIのブースではステッカーやオリジナルカレンダーなどが販売され、ファンの方たちが買い求めていた(筆者も、コレクション用にステッカーを購入)。 ■手作りの6輪F1タイレルP34:2022年10月時点と今回(11月)の仕様の違い 現地に行けなかったファンの方もいるはず。そこで、それぞれの仕様の違いが分かるようにしてみた。 ●正面(上:2022年10月/下:同11月) ●斜め前(上:2022年10月/下:同11月) ●背面(上:2022年10月/下:同11月) ●斜め後ろ(上:2022年10月/下:同11月) ●リアウイング形状(真横・上:2022年10月/下:同11月) ●リアウイング形状(斜め前・(上:2022年10月/下:同11月) ■マニアはもちろん、老若男女が楽しめるイベントとして来年も期待! 冒頭でも記したとおり、このイベントの最大の魅力は「ファンであるYouTuberに会えること(その愛車が観られること)」「マニアから一般ユーザーまで幅広い層が楽しめること」「道の駅でお土産を買えば家族にも喜ばれること」だろう。 開催時間は9時〜15時だったので、ドライブがてら朝イチで観に来てもいいし、ゆっくり寝坊して午後から行ってもいい。 もちろん1日中いてもいい。 とにかく間口が広いイベントだ。 クルマ系では類似のイベントがないだけに、主催者の方は試行錯誤の連続だろうが、ぜひ定期イベントとして定着することを願うばかりだ。 ■今回参加した乗り物系YouTuber/クリエイターの皆さん 【オジサンの休日】 ●YouTube:https://youtube.com/@OJ3 【水戸道楽TV】 ●YouTube:https://youtube.com/@user-kg7vo3gs6q 【ダースちゃんねる】 ●YouTube:https://youtube.com/channel/UCx3LKgU243gC-kKhhFD4NWQ●メール:dasuchannel-job@ymail.ne.jp●Instagram:https://www.instagram.com/dasuchannel/ 【GARAGE 521】 ●YouTube:https://youtube.com/channel/UCvEo1P2WxY_ys8vZ-bINI3g●URL:https://www.garage521.com●メール:garage521@gmail.com●Instagram:https://www.instagram.com/garage.521/●住所:〒370-0426 群馬県太田市世良田町1130-2 【オフロードファクトリー軽トラ牧場】 ●YouTube:https://youtube.com/@offroad-factory●URL:https://www.offroad-factory.jp●住所:〒370-0303 群馬県太田市新田小金井町1640-1 ●マクラーレン570GTレンタル料 ・コース指定15分:約13km/7,500円(ガソリン代込)・3時間:48,000円(120kmまで)・8時間:114,000円(320kmまで)​・24時間:204,000円(600kmまで)※制限距離に満たない場合、10km単位で3000円キャッシュバック​(各コースご利用料金の50%まで) ●ロータス エヴォーラ レンタル料 ・コース指定15分:約13km/3,000円(ガソリン代込)・3時間:10,000円(120kmまで)・8時間:20,000円(320kmまで)​・24時間:33,000円(600kmまで)※制限距離に満たない場合、10km単位で450円キャッシュバック​(各コースご利用料金の50%まで) ●お問い合わせ:FFレンタカー ・URL:https://ffrentacar.wixsite.com/website・メール:ffrentacar@ymail.ne.jp・Twitter:https://twitter.com/ffrentacar・住所:茨城県小美玉市外之内269-20 ・Tel:090-7716-6834(担当:藤田さん) ※茨城県小美玉市のふるさと納税返礼品として採用されているとか。これはユニーク!https://www.furusato-tax.jp/product/detail/08236/5486176https://item.rakuten.co.jp/f082368-omitama/5486176/ ●パフォーマー Duo AB 真志(まさし)さん ・URL:http://duoab.com/index.html・メール:info@duoab.com・Twitter:https://twitter.com/abimanola・YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=6feku-T1p5c ■手作りの6輪F1タイレルP34とは? 茨城県水戸市にある「カスタムビルド&レストア WATAHIKI(以下、CBR WATAHIKI)」代表の綿引雄司氏が、仕事の合間を縫って手作りで製作している、6輪が特徴的なF1マシン「タイレルP34」。 その完成度の高さから、ネット上ではタイレルP34のコンプリートマシンを綿引氏が所有していると誤解されることもしばしばだ。 また「タイレルP34のレプリカ」と評されることもあるが、綿引氏独自の解釈で製作された箇所も少なからずある。 そのため、忠実なレプリカというわけではない。 つまり、この「レプリカ」という表現がこのマシンに当てはまるかどうかは人それぞれの解釈に委ねたい。 むしろ、イベントやCBR WATAHIKI(事前にアポイントを取れば実物を見せてくれる)に赴けばホンモノさながらのタイレルP34が間近で観られるのだ。 この事実に素直に感激し、喜ぶべきなのかもしれない。 製作者である綿引氏によると、このF1マシンが存在することは、タイレルのルーツでもあるケン・ティレル氏のご子息、ボブ・ティレル氏も把握しているという。 しかも、ボブ・ティレル氏は好意的に受け止めてくれているとのことだ。 ■巴自動車商会/カスタムビルド&レストア WATAHIKI 店舗情報 住所:〒310-0912 茨城県水戸市見川3-528-2TEL:TEL/FAX... ...続きを読む
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