株式会社ストレージ王が、資源循環の促進と環境負荷低減のための新たな取り組みとして、使用済みトランクルームのコンテナの再利用に成功しました。
トランクルームのコンテナが持つ新たな可能性
今回、ストレージ王では、東京都足立区の「谷在家トランクルーム」で使用していた20フィートコンテナ16本を塗装・整備し、静岡県袋井市の「袋井湊トランクルーム」(静岡県袋井市湊字三升574-2)にて再利用しました。通常は新品のコンテナを海外から輸入し、設置していますが、既存のコンテナの再利用により、製造・輸送に伴うCO2排出を大幅に削減でき、サステナブルな資源活用のモデル構築を目指しました。以下、その詳細な取り組み内容と成果をご紹介します。CO2排出の評価とその結果
本取り組みは、国土交通省の「陸上交通評価値算定調査」および経済産業省の「サプライチェーン排出量算定ガイドライン」に基づき、評価を行いました。以下、その結果をまとめました。- 再利用による排出量(Scope1+2):81.30kg
- 新品製造、輸送を回避したCO2排出量(Scope3+4):64,416.00kg
- CO2純削減量(Net Savings):64,334.70kg CO2
この純削減量は、乗用車約17台が1年間に排出するCO2量に相当します。
社会的・環境的な意義
本取り組みは、資源循環の促進や、サプライチェーンの最適化によるESG評価向上など、社会的・環境的な意義も有しています。また、地元塗装業者との連携による地域経済活性化や、持続可能な物流モデルの構築なども視野に入れています。サービス拠点の詳細
- 店舗概要名称:ストレージ王 袋井湊トランクルーム
所在地:静岡県袋井市湊字三升574-2
- アクセス
JR御厨駅から車で約15分、国道150号線沿いの「湊東交差点」近く
- 詳細URL:https://www.storageoh.jp/search/detail/2219